2010年8月30日月曜日

30日   ヒレカツの卵とじ弁当


・・・・・今日のお弁当

◆ヒレカツの卵とじ  長ネギ・にんじん・きのこ入り
◆野菜炒め  赤パプリカ・いんげん
◆なすとピーマンの油味噌  味付けはみそのみ
◆プチトマト
◆雑穀飯  梅干し



・・・・・ひとり言「暑いよお!」

もう8月も終わるって言うのにまだまだ暑い。
お天気の週間予報を見ても、まだずーっと猛暑日が続いてる。
一体全体どうしたって言うんだい。
天気情報のサイトで、過去の天気を見れる所があって、指定した年の指定した月の天気・気温がカレンダー状態になっている。
ここ何年かの8月を見たら、去年は全体的に気温が低く、猛暑日がほとんど無い。
そして3年前の2007年が今年並みに暑かった様で、最高気温40度が出ている。でも、最低気温がそれほど高くなく、熱帯夜になっている日が数えるほどしかないし、8月終わり頃に急に涼しくなり、9月の秋らしい気温に繋がっている。
今年は日中の気温も高いんだけど、何と言っても夜に気温がさがらなくて、「スーパー熱帯夜」なんて言葉も聞こえてきたり。せめて夜は下がろうよー。
そんな訳で、いつまでも暑さを気にしたお弁当にしなくちゃならないじゃないか。
涼しくなったら、炊き込みご飯とか、3色そぼろご飯とか、ご飯に変化をつけたお弁当を作るんだけどなー。



・・・・・今日の本

◆プロムナード
  道尾 秀介(みちお・しゅうすけ)

初めてのエッセイ集です。2005年から2010年までに発表されたもの。
エッセイ集だけど、盛り沢山で、好きな本や映画の紹介も収録されているし、特別収録として17歳の時急に絵本が描きたくなり描いたと言う作品と、19歳の時に文字で初めて綴った物語(戯曲)が収録されている。
絵本は、鉛筆で描いたもので、自分の画才の無さに驚いたと書いてあるけど、私に言わせるとそんな事は全く無く、中々味わい深くかわいらしい絵になっていると思う。
主人公がうさぎなので、うさぎの色んな表情や動作が出てくるけど、喜怒哀楽もきちんと解るし、絵本なので少ない言葉や説明をきちんと表現する絵の内容になっていると思う。
きれいで美しい絵ではないけど、個性的でかわいらしく心引かれる絵だと思う。
エッセイの方は、色々な所に掲載された物を集めた物なのでバラエティに富んだ内容になっている。
その中でも「道尾秀介」と言うペンネームの由来と、小説のタイトルの話と、本のジャンルの事について書かれた物が特に印象に残ったし、なるほどと思った。

2010年8月29日日曜日

29日   かつおの竜田揚げ弁当


・・・・・今日のお弁当

◆かつおの竜田揚げ
◆野菜炒め  ブロッコリー・赤パプリカ
◆卵焼き  グリンピース・チーズ入り
◆シュウマイ  冷凍食品
◆プチトマト
◆雑穀飯  梅干し

今日は、朝ちょっと時間が無かったので、昨日の夜に考えて置いたメニューで、ササッ作りました。
よくある内容ですね。朝作ったのは、野菜炒めと卵焼きだけです。



・・・・・ひとり言「アイスクリームメーカー」


きのう、主人が会社のイベントの抽選会で、「アイスクリームメーカー」をゲットして来た。
へー、電動かー、と思って開けて説明を読んで見ると、本体を冷凍庫で8時間以上冷やさなければならないらしい。電動なのはそれに材料を入れて「混ぜる」所らしい。
その本体が結構大きい。はたして家の冷凍庫に入るのか?。
家の冷凍庫は、たんすの様な感じで二段に別れているので、一段の深さがあまり無い。これってどうなの。
と思って測ってみたら、一段目は深さが足りなくダメ。二段目はぎりぎり何とか入りそうだけど、あくまでも箱に書いてあった寸法を参考にしたもので、実際入れてみてはいないので、果たしてどうなのか・・・。
それにしても、電動なら冷凍庫に頼らずに自分で冷えろよ。



・・・・・今日の本

◆球体の蛇(きゅうたいのへび)
  道尾 秀介(みちお・しゅうすけ)

悲しい話です。いろんな人が思いがけないところで繋がっていて、お互いに思い違いをしていて、それが悲しい事件や出来事を招く結果になって、なんでこういう事になってしまうんだろうと思う。
最初は少しのどかで気楽な感じの始まりが、少しずつ毒のある内容に変わって来て、どんどん重い物になってくる。最後はもうこれ以上何も無く、幸せになって欲しいと願うけれど、それぞれが心の中に持っているものが何かの拍子に顔を出し、何も無かった頃の様には戻れないんだろうなー。
話に引き込まれて一気に読んでしまうけれど、読み進む中に内容はどんどん重い物になって行き、読み終わる頃にはずっしりと重くなり、しばらくどんよりしていた。

2010年8月27日金曜日

27日   あじフライ弁当


・・・・・今日のお弁当

◆あじフライ
◆野菜炒め  ブロッコリー・赤パプリカ
◆卵焼き  にんじん・きゃべつ・チーズ入り
◆きのこのめんつゆ煮おかか合え  
◆プチトマト
◆雑穀飯  梅干し

きのこのめんつゆ煮は、何種類かのきのこをめんつゆで軽く煮た物。きのこが安い時に、作って置くと便利。
きのこは何でもOK。今回は、しいたけ・しめじ・まいたけでした。
そのままおつまみに、大根おろしと合えても、めんつゆとしても、ほうれん草やモロヘイヤと合えても、煮浸しにも、とろみを付けてあんかけにもOK。




・・・・・今日の本

◆ウィズ・ユー 若槻調査事務所の事件ファイル
  保科 昌彦(ほしな・まさひこ)

探偵事務所物。持ち込まれる色々な依頼を解決して行く。
今回持ち込まれた依頼は、誘拐された娘を探し出して欲しいと言う物。
良く話を聞いて見ると、オンラインゲームの仮想空間内での出来事で、身代金を要求されているらしい。
今一つピンと来ないまま引き受け、仮想空間内での身代金の引渡し現場で見張るが、失敗。その後娘は開放されたので、調査は終了。でも、何だか納得行かない探偵は、調査を続行。現実の事件に巻き込まれて行く。
テンポ良く話は進んで行くけど、仮想空間での行動と現実空間の行動があるので、注意深く読まないと良く解らなくなるかも。オンラインゲームの仮想空間は知っているけど、そうかこんな事も起こりうるんだって思った。 

2010年8月26日木曜日

26日   かつおの竜田揚げ弁当


・・・・・今日のお弁当

◆かつおの竜田揚げ  また出ました
◆卵焼き  ラタトゥイユ・チーズ入り
◆野菜炒め  ブロッコリー・赤パプリカ
◆ピーマンの辛みそ炒め  読んで字の如く、ピーマンを炒め辛いみそで味付け
◆プチトマト
◆雑穀飯  梅干し



・・・・・今日の本

◆世界記憶コンクール
  三木 笙子(みき・しょうこ)

これは、<帝都探偵絵図>シリーズ第二弾。
時代は明治で、雑誌記者:高広とその雑誌の表紙絵を描いている天才絵師:有村礼が、日常に遭遇する謎を解き明かして行く。
今回は、短編が四編。
表題作は、記憶に自信がある人の募集があり応募してみると、世界記憶コンクールに出場して優勝するための訓練をすると言う。もちろんそれは嘘なんだけど、では何なんだろうと言う事で二人が調べる。
そのほかに、高広と有村礼の出会いとなった出来事や、高広の周りの人達を主人公とした話がある。
少し込み入った話なんかもあるから、注意深く読まないと解らなくなったりするかも(って自分だけか?)。

2010年8月25日水曜日

25日   チーズハンバーグ弁当


・・・・・今日のお弁当

◆チーズハンバーグ  冷凍食品のデミグラハンバーグにチーズを乗せた
◆野菜炒め  いんげん・赤パプリカ・にんじん
◆卵焼き  グリンピース・チョリソー・チーズ入り
◆じゃがいものカレー煮  カレーのジャガイモだけを取り出して
◆プチトマト
◆雑穀飯  梅干し

今日は炊飯器のコンセントを差すのを忘れ、危うく炊けてない所だった。
お米を研いで、しばらく漬けてから炊こうと思っていたら、コロッと忘れ、もうそろそろ炊けるのかなーと思って炊飯器を見ると、炊き上がりまで後何分と表示される所に現在の時間が。
アレッと思いよく見ると、コンセントが差さってない。
ヤバッと思い時計を見たら、なんとか間に合う時間に炊き上がりそうなので、すかさずコンセントを差して炊き始めました。フー。
そんな訳で冷ます時間が余り無く、時間の許す限り保冷材を周りに貼り付け、何とか冷ましたけどきちんと冷めたのかどうだか。失敗、失敗。




◆殺気!(さっき)
  雫井 脩介(しずくい・しゅうすけ)

この人の作品は好きなので、大体読んでいます。ぐいぐいと引き込まれる様な、読み応えのある内容の作品が多いのです。
主人公のましろは、なぜか自分に向けられる殺気を体感できる様になっていて、アルバイト先での強盗逮捕に活躍したり、イベントで危険をいち早く察知したりしている。
だけど普段は普通の大学生で、変な友達がいたり、健康食品屋さんでアルバイトをしたり、イベントのファッションショーのモデルに当選し一生懸命歩行練習したり。
前半はそんな感じの日常的な話なんだけど、後半になると、ましろが小さい時遭遇した誘拐事件と関係する出来事や事件が起こって来て、巻き込まれて行く様になる。
最終的には誘拐事件の真相が明らかになるんだけど、命の危険や友達との繋がりとも関係してきて、はらはらする。結末は少し悲しいけど、良かったんだろうな。

2010年8月24日火曜日

24日    鶏唐の照り煮弁当


・・・・・今日のお弁当

◆鶏唐の照り煮  作り置きの鶏唐を甘辛のたれで軽く煮た。いんげんとにんじんも一緒に
◆なすの油味噌  なすを炒めて、ごま油とみそで味付け、ごまをパラリ
◆シュウマイ  冷凍食品
◆かぼちゃの煮物
◆味付けうずら  茹でたうずら卵をめんつゆに漬けて置いた物
◆プチトマト
◆雑穀飯  梅干し



・・・・・ひとり言「アボカド」


最近何がきっかけだかアボカドを食べる様になった。頻繁ではないけどね。
そうなると気になるのはあのタネ。存在感大きすぎ。こんなでっかい物、あっけなく捨てて良いのか?
何かやる事があるんじゃないのか?と言う事になり、これです。
コレの前にも、食べる度にいつか芽が出るんじゃないかと、挑戦しているんだけど、うんともすんとも言ってくれず、敗退。結構な数やったけど、今だ芽も根も出た事は無い。
今回はアボカドの本を見たのでそれに従って、今度こそはと挑戦です。
本はアボカドの食べ方の本だけど、終わりの方に栽培方法やコツが写真付きで載っていたので、それ参考にしました。それに拠ると、水栽培で1ヶ月程きちんと管理出来れば、割りと簡単に芽が出るらしい。
果たして芽は出るのかなー。どうかなー。




・・・・・今日の本

◆失恋延長戦(しつれんえんちょうせん)
  山本 幸久(やまもと・ゆきひさ)

青春物。放送部で、声をほめてくれた大河原くんが好きにになり、何となく良い雰囲気だから期待していたら、後輩と付き合っている事が解り、へこんだり、進学の事で悩んだり、嫌いなんだけど何だか気になる友達がいたり、そのほか思わずうなずく様な事が満載。真ん中あたりで、卒業してから大河原くんと電話で話してる時に当時の話になり、初めて知ったその内容に一緒になってがく然としたりして、おもわず主人公に同調してしまう様な話です。読み終わってしばらくは、色々な場面が思い出されて、余韻の残る作品です。 

2010年8月21日土曜日

21日   鶏のしそ包み天弁当


・・・・・今日のお弁当

       ◆鶏のしそ包み天  鶏ももに梅を塗り、しそで包んで天ぷらに
       ◆野菜炒め  いんげん・にんじん
       ◆卵焼き  ねぎ・ひじき・チーズ入り
       ◆きんぴらごぼう  市販のお惣菜
       ◆かぼちゃの煮物
       ◆プチトマト
       ◆雑穀飯  梅干し




・・・・・きょうの本

◆台所デビュー楽々!
   川津 幸子(かわつ・ゆきこ)

台所デビューと言う事で、初心者に向けた料理の教科書なんだけど、初心者とは言えない(暦20年以上)私にも魅力的な料理の数々が紹介されている。
この人は、以前からシンプルに簡単でおいしい料理を紹介していて、そのシンプルで簡単なのにおしゃれでおいしいと言う所が好きで、注目して来ました。
今回のこの本は、初心者向けに作られているので、料理の手順なども大きな写真で解りやすく解説されています。
でも、私が魅力的だと思ったのは、料理の内容。
一番最初が「いきなり」と言う事で、いきなり本格的な料理を作って、いきなり料理上手になっちゃおうー、という志で、「ゆで豚」。本格的だけど、作業の中心は時間を掛けて茹でるだけ。
でも、その後おいしいたれの作り方や、味付けをして「煮豚」へ、そしてそれを使った応用編へ、と続いている。
その後も肉団子だったり、鍋に調味料と一緒に仕込んだらお任せの料理だったり、煮物にパスタやおつまみと色々出てきます。さすがに知っている料理が沢山あるけど、実においしそうで、写真に添えてあるコメントを読んで見ると、なるほどと勉強になることも数々。
その中でも、「豚肉のウスターソース煮」を作って見たい。かたまり肉をウスターソースで煮るんだよ。

2010年8月20日金曜日

20日   鶏唐弁当


・・・・・今日のお弁当

◆鶏のから揚げ  市販のお惣菜、昨日安かったのでついつい買ってしまった 
◆野菜炒め  赤黄パプリカ・ブロッコリー
◆卵焼き  グリンピース・塩鮭・チーズ入り
◆ひじきの炒め煮  市販のお惣菜
◆プチトマト
◆雑穀飯  梅干し



・・・・・ひとり言「嫌いな食べ物」

★食べ物の好き嫌いはあんまり無い方だと思うけど、子供の頃嫌いだったのに大人になっていつの間にか食べれる様になってる事ってあるよね。子供の頃は嫌いだったはずなのに、気が付くと食べれる様になっていて。いつ食べれる様になったのか記憶に無いけど。
★でも、一つだけ嫌いだった物が好きに変わる瞬間を覚えている物がある。それは「しいたけ」。
子供の頃はきのこ関係あんまり好きじゃなくて、特にしいたけはとんでもない。って感じ。必ず避けて食べてた。
★ところが、高校の時調理実習で天ぷらを作った時、しいたけの天ぷらがあった。嫌いだったけど、何となく言い出せなくって、仕方なくめんつゆに浸して一口食べて見たら、超おいしかった。ビックリするほどおいしかった。
★そもそも、しいたけを天ぷらで食べた事が無かった。家では甘辛く煮たものか、何かに混ぜた物しか出た事が無かった。それからしいたけの天ぷらは大好きになり、そのほかの調理法の物も段々食べれる様になっていった。
★それにしても、天ぷらにしたしいたけの味は、甘辛く煮た時と全く違う味でびっくりです。




・・・・・今日の本

◆葉月(はづき)
  沢井 鯨(さわい・くじら)

何とも言い難い話なんだけど、ちょうど半分位の所で話がころっと変わるし、前半の終わりの頃にメールで知らない人から体験談の様な話が送られて来るのも唐突だし。
前半は、涼子という15歳位の超美人を助けた事から親しくなり、結局一緒に暮らすまでの話で、その終わり位に知らない人からのメールの事が出て来て、後半になると昔好きだった葉月と言う女性と再会し、何だかんだでバリに行き、そこで不思議な体験をする話になり、最後の最後でまた涼子が登場し終わりに向かうという感じ。読み易くはあるけど、前半の話と後半の話につながりが感じられなくて、知らない男からのメールの事も意図が良く解らない。

2010年8月19日木曜日

19日   豚肉のピカタ弁当


・・・・・今日のお弁当

◆豚肉のピカタ  豚ロース肉に卵をからめて焼いた物
◆野菜炒め  赤黄パプリカ・いんげん
◆シュウマイ  冷凍食品
◆切り昆布の炒め煮  にんじん・れんこん・油揚げ入り
◆プチトマト
◆雑穀飯  梅干し



・・・・・ひとり言「昭和かッ!」

毎日暑いなー。と、思いながらふと、「昭和かッ!」。とつっ込みが・・・
エアコンが壊れたので、「扇風機」をつけて、それでも暑くて「うちわ」で扇ぎ、何か冷たい物でもと「麦茶」を飲み、蚊に刺された所に「キンカン」を塗ったりしてる。そして買い物でもと、「徒歩か自転車」。まったく「昭和かッ!」(byタカトシ)。





・・・・・今日の本

◆テネシー・ワルツ 
  望月 武(もちづき・たけし)

現在の話と1945年の戦時中の話が交互に出てくる。
現在の話は、知人が殺された事で事件に巻き込まれ、その理由を追っていく。
戦時中の話は、現在の事件の発端になる悲しい出来事。

2010年8月9日月曜日

9日   焼鮭弁当


・・・・・今日のお弁当

◆焼鮭   たまには魚をね
◆卵焼き  ピーマン・チョリソー・チーズ入り
◆炒め物  モロッコいんげん
◆切り昆布の炒め煮  れんこん・にんじん・油揚げ入り
◆かつおの竜田揚げ  まだあった
◆プチトマト
◆ご飯  梅干し

*昨日買い物に行ったら、珍しく鮭の中辛塩味が安かったので、入れる事にした。最近の鮭は、安いと甘塩かフリ塩で、中辛塩はあまり安くない。お弁当にはやっぱり少し辛めがおいしいよね。



・・・・・ひとり言「買い物」

★今日買い物に行ったら、またかつおがあって、そこそこ良いお値段だったんだけど、あまりに続きすぎだと思いぐっと我慢。
★買い物に行く時は、あんまりメニューを決めて行かない。たまに決めて行く時もあるけど、そんな時に限って関係無いあんな物やこんな物が安くって、頭ん中こんがらがって、いろんなもの買っちゃって、使い切れなくなったりする。
★今日は、かつおも良かったんだけど、いかもアジも安かったし、刺身用のサーモンの切り落としもあったし、いわしも安かった。何でこういっぺんに同じ日にいろんな物が安くなってるのか。
そんな訳で、お魚売り場で、何を買うか中々決められずグルグル何周もして、頭ん中もグルグルになり、結局いわしを買って帰って来ました。



・・・・・今日の本

◆イノチガケ(安吾探偵控)
  野崎 六助(のざき・ろくすけ)

安吾探偵控三部作の二冊目。今回は、作者である私が偶然手に入れた、戦争の戦災を記録した私記を読んで見ると、さる高名な文学者(安吾)が登場して来る。その私記にもとずく物語と言う事である。
昭和二十年戦時下の東京での話。前作と違って、前半はあまり安吾が中心となる事があまりない。
賢人同盟と名前を付けて、安吾他六名の探偵小説愛好家が集まり、事件が起きるとああでもないこうでもないと、みんなで推理し合っている。安吾はあんまり発言していない。
賢人同盟の中の人が何人か死んだ時も、いろいろ推理したりしているが、結論は出ない。
結局最後で、犯人が安吾に打ち明ける形で終わる。
一冊目に比べると、ちょっととりとめの無い感じで、何だかすっきりしない。

2010年8月8日日曜日

8日   牛卵とじ弁当


・・・・・今日のお弁当

◆牛卵とじ  作り置きの牛丼の具を卵とじ
◆野菜炒め  赤黄オレンジパプリカ・モロッコいんげん
◆きんぴらごぼう
◆プチトマト
◆普通のご飯  梅干し



・・・・・今日の本

◆デパートへ行こう
  真保 裕一(しんぽ・ゆういち)

閉店後のデパートに、いろんな理由で入り込んだ人達のどたばた。と言ってしまえばそれまでなんだけど。
職を失ってお金も行くところも無く、せめて思い出のあるデパートで死のうと潜り込んでいる男。
上司に裏切られ、手切れ金代わりに宝石でも盗んでやろうとしている女。
自分勝手な親に反省させるため何かやってやろうとしている男の子と、それを心配して付いてきた女の子。
借金のためにヤクザに追われている元警官。
そして、そこにベテラン警備員や新人警備員、社長なんかが加わり、追いかけっこが始まる。
それなりに面白いけど、人物と背景を良く覚えておかないと楽しめないかな。それがちょっと苦手。

2010年8月7日土曜日

7日   鶏ごぼうフライ弁当


・・・・・今日のお弁当

◆鶏ごぼうフライ  市販のお惣菜
◆野菜炒め  赤黄オレンジパプリカ・ブロッコリー
◆こんにゃくとれんこんとメンマのピリカラ炒め  市販のお惣菜
◆うずらたまご  昨夜、鶏肉と一緒に煮た物
◆プチトマト
◆発芽米入りご飯  梅干し

*鶏ごぼうフライは、昨日買い物に行った時に日替わりで安かったので、買いました。
串揚げになっていて、中身がどういう状態なのか良く解らないんだけど、お弁当に丁度良い大きさだなー、と思って買っちゃいました。初めて買ったので、味は食べてのお楽しみかな。串は抜いてあります。




・・・・・今日の本

◆安吾探偵控(あんごたんていひかえ)
  野崎 六助(のざき・ろくすけ)

これは、小説家である私が偶然知り合った老人から聞いた話を、小説として発表した形になっている。
その話というのが、今から66年前の事で、当時12歳だった老人(少年)と近くに下宿していた小説家(坂口安吾)の活躍。
下宿先の主人から家出娘の捜索を頼まれた安吾が、行方を捜すうちに殺人事件に遭遇する。
雪の降り積もる戦前の京都を舞台に、探偵安吾とその助手の少年が謎に挑む。
何を考えているのか、やる気があるのか無いのかはっきりしない安吾と、小学校高学年なのに貧弱な体でどら声を張り上げる元気一杯の少年のコンビが良いバランスで、気を逸らさずに読み進められる。
少年がとても小学生とは思えない話し振りで、いつ学校に行ってるんだ?と言う疑問も浮かぶけど、ちょうどそう思い始めたら、それについて出てきたりして。
本書は、「安吾探偵控」3部作の一冊目で、この後どんな話が待っているのか楽しみ。

2010年8月6日金曜日

6日   またまた、ヘビロテ弁当


・・・・・今日のお弁当

◆かつおの竜田揚げ  またまたです
◆野菜炒め  赤黄オレンジパプリカ
◆卵焼き  ゆでじゃが・ツナ・ピーマン・チーズ入り  
◆にんじんとほうれん草のゴマ味噌和え
◆プチトマト
◆発芽米入りご飯  梅干し

*今日の卵焼きに入れたゆでじゃがとツナは、実は昨夜ポテサラを作ろうとしてじゃがいもを茹でて、さてきゅうりを切ろうかと冷蔵庫を見たら無くって、ポテサラにきゅうりは付き物なので、取り敢えず他に使って余ったツナを混ぜて寝かして置いたという、まぬけな私。今日はきゅうりを買って来ました。





・・・・・ひとり言「冷房・ぶどう」


★はい、コレが我が家の冷房。扇風機です。いかにもさわやかで、かわいらしいですねー。やっと登場です。これで今年の夏も乗り切ります。風がぬるいです。





★はい、コレが我が家のぶどう。実生です。何年前に植えたのか忘れた。初めて成りました。種類はベリーAです。これで全部です。一部蟻に食われました。おいしかった!!





・・・・・今日の本

◆カンバセーション・ピース
  保坂 和志(ほさか・かずし)

この本は、挫折しました。最後まで読みたかったんだけど、どうしても進んで行かず、断念。時間を置いて、新たな気持ちでまたいつか挑戦したい。
何が原因なのか、と言うと、好きな人にはそれが良い所なのかもしれないけど、何も起こらない。事件が起こらなければだめと言う気は無いけど、何の話なのか良く解らない。
築50年の古い一軒家に住む私と、そこに間借りして開業している友人や社員3人とのなにげないやり取り、時々尋ねてくる兄弟とのやり取り。そして、昔の思い出。
そういった話が続いているんだけど、話の内容がこれと言って何かあるわけではなく、友達同士でとりとめの無い話をしている様な感じで、ちょっといらつく。話の行きつく先が解らない。
時々昔の事を思い出した事も出て来るんだけど、結局あやふやな記憶だったりするし、昔の思い出と今の話との境目が良く解らなかったりする。
我慢してもっと読み進めて行けば、何か大どんでん返しがあるのかも知れないけど、それとも何も起こらなくてとりとめの無いのが良いのかも知れないけど、私にはちょっと無理でした。

2010年8月5日木曜日

5日   また、ヘビロテ弁当


・・・・・今日のお弁当

◆かつおの竜田揚げ
◆チョリソーと野菜のケチャップ炒め  赤黄オレンジパプリカ・モロッコいんげん
◆卵焼き  味付ききのこ・ほうれん草入り
◆かぼちゃの煮物
◆きゅうりのピリ辛漬け
◆発芽米入りご飯  梅干し

*今日も飽きる事無く「かつおの竜田揚げ」です。昨日買ったんだけど、最近大きくてきれいなかつおが比較的安く買える機会が多い。この間ニュースで、大きいサイズのかつおの漁獲量が減ってるって言ってたけど、私たちがお店で買う程度の大きさの物には影響は無いのか?それとも単に時期の問題なのか。
*どちらにせよお手頃な値段できれいな物を手に入れられるのは有難い事で、子供たちには「またー?」と言われようと、見つけた時はすかさず買いますよー。今日も買ったし。
*卵焼きに入れた「味付ききのこ」は、きのこが安かった時に何種類か買って、めんつゆで煮て置いたものを使いました。これは結構便利に使えて、めんつゆで煮たので、そのままめんつゆとして使えるのはもちろんの事、とろみが付くので、冷奴にかけたりあんかけに使ったり、煮浸しに入れたり色々。日持ちもします。




・・・・・今日の本

◆アマルフィ
  真保 裕一(しんぽ・ゆういち)

この作品は、フジテレビ開局50周年記念作品として2009年公開された、「アマルフィ女神の報酬」に関係しています。
後記によると、映画のプロット作りに作者が参加しており、その当初のプロットを基にしてあるそうです。
最初のアイディアが捨てがたかったと言う事で、映画とは違う点もいくつかあるそうです。
私は映画を見ていないので、どういう点が違うのか解らなかったので、ちょっと調べた(Wikipediaでちょっと)所、細かい所もあるんだろうけど、大きな点で言うと犯人の最終的な目的が違う。
まあ、日本の映画だから標的は日本人と言うことなのか?こちらではもっと大きな犯行目的となっています。
誘拐事件が話の中心になっているけど、それは犯人の目的ではなく、目的のための手段の様なもので、色々と振り回されて中々真の目的が何なのか解らない。最後まで気が抜けない。

2010年8月2日月曜日

2日   鶏唐のチリソース弁当


・・・・・今日のお弁当

◆鶏唐のチリソース  鶏唐といんげんをチリソースであえた
◆卵焼き  ブロッコリー・チーズ入り
◆シュウマイ  冷凍食品
◆かつおの竜田揚げ  まだ残っていた
◆プチトマト
◆発芽米入りご飯   梅干し散らし

*チリソースは、オレンジネットで見つけたので、作ってみました。
調味料を混ぜ合わせて火を通すだけだから簡単だし、7日間程日持ちするらしいし。チリソースだけ作っておけば、色々使えそうだし、と思って。
味の感想としては、調味料に味噌とごま油が入る所為か、坦々寄りのチリソースって感じ。味噌の味が結構出てるし、結構しょっぱい。好き好きあるかも。




・・・・・今日の本

◆IN イン
  桐野 夏生(きりの・なつお)

事件物ではない。動きは少ない。決して明るい話ではない。
タマキは、緑川未来男が書いた「無垢人」という小説に出てくる、愛人の「〇子」を主人公した小説を書くため、取材を進める日々。
「無垢人」は、緑川の愛人の存在を知った妻との修羅の日々を、実名を挙げて赤裸々に書いた小説である。その中で、愛人を「〇子」と言う記号で登場させ、あくまで緑川家の平和を侵す者として描いている。
「〇子」とは誰なのか、「〇子」として登場させられどう思ったのか、どんな生涯を送ったのか、取材を進めている。
緑川の話に出てくる、当時の関係者の話と、タマキの過去の話と現在の話が交互に出てくる。
当時実名を挙げて書かれてどう思っていたのか、緑川とはどんな人なのか、一人だけ名前が出ていない「〇子」とは誰なのか、はたして特定出来るのか。
読んでいる内に、緑川の話とタマキの話がリンクしてる様な気がした。

2010年8月1日日曜日

1日   ヘビロテ弁当


・・・・・今日のお弁当

◆かつおの竜田揚げ  はい、ヘビロテメニューです
◆卵焼き  ほうれん草・チョリソー・チーズ入り
◆野菜炒め  ブロッコリー・にんじん
◆いんげんのゴマ味噌和え
◆れんこん・こんにゃく・メンマのピリ辛炒め
◆プチトマト
◆発芽米入りご飯   梅干し散らし

*一昨日諦めたかつおが、昨日は更に安かったので、買ってしまった。
 と言う訳で、今日も毎度お馴染みヘビロテメニューのかつおの竜田揚げとなりました。



・・・・・今日の本

◆ぼくらのひみつ
  藤谷 治(ふじたに・おさむ)

読み終わったけど、何て言ったら良いのか解らない。
初めて読む人で、表紙の内側に書いてあった紹介文を参考に、読んで見ようかと思った。
紹介文によると、何でも、ぼくの時間が2001年10月12日金曜日の午前11時31分で止まっているらしい。何をやっても時間は進まないらしい。そして、スローモーションの新・青春小説らしい。
青春小説嫌いじゃないし、時間が止まってるって不思議な感じも嫌いじゃないので、面白いかもと思って。
時間が止まっちゃったぼくは、その一部始終をノートに記録する事にしている。
時間が止まる話は色々あると思うけど、ここで時間が止まっているのはぼくだけで、周りの人は普通に流れている。細かい事は色々あるけど、読めば解る。
話の前半はそういう説明や、色々試して見た結果解った事などで、面白く読み進んでいたんだけど、女の子と知り合って、ある計画を実行して帰って来てからが良く解らなくなった。それが最後まで続いて、結局何なのか良く解らないと言う結論。私の理解度が低いのか。消化不良な感じ、喉に小骨が刺さった様な、すっきりしない感じ。