2012年9月19日水曜日

19日  竜田のカケラたち弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆竜田のカケラ
       ◆卵焼き
       ◆パプリカのきんぴら
       ◆にんじんとツナのサラダ
       ◆プチトマト
       ◆ご飯と梅干し


竜田のカケラ。
昨日の竜田揚げのカケラたち。
小さいけど、これはこれで下味染み染みで美味しい。
と、私は思うんだけど?
時々登場する、にんじんとツナのサラダ。
にんじん臭は無いし、簡単だし、色もきれいだしと一石三鳥。
卵焼きの中身は、しらす・ピーマン・チーズ。

今日のお弁当は、卵焼きとパプリカのきんぴらしか作って無いから、簡単だったなー。









・・・・・今日の本・・・・・
◆夢違(ゆめちがい)
  恩田 陸(おんだ・りく)

恩田陸久しぶりー。
好きなんだけど、ファンタジー関係多いから、そうなると途中から迷路に入り込んで、口がわからなくなることも少なからずあるんだよねー。
勿体ない事でー。
今回の作品は、500ページ近いから結構長編だけど、何とかついていけたかなーって感じ。
だけど、最後ちょっと微妙かなーって感じかなー。

寝ているときに見た夢を、後から映像として見ることが出来る装置が開発されてる時代。
まあ、誰でもが気軽にって事じゃなくって、あくまでも必要性がある場合ってことらしいけど。
心療内科の治療のためとか。
そんなわけで、主人公は、夢判断を仕事としてる専門家。

で、小学校で集団パニックの様なものが発生して、その原因を探るためパニックを起こした子供達の夢の分析をたのまれ、現場に向かう。
他でもあちこちでそんな現象が起きてるらしく、いったい何が原因なのか。
そうこうするうちに、集団の行方不明事件が起きたりする。
何処へ行ったのか全く判らない。

主人公の義理の姉は、予知夢を見る事で有名になり、ある事故に巻き込まれて亡くなったんだけど、本当は何処かで生きてるんじゃないかと思わせる出来事が起きたり。
そのことと、子供達の集団パニックや集団の行方不明事件が何か関係あるんじゃないかとか、主人公が考える。

読んでて一応判って読んだんだけど、判らなかったこともいくつか。
何で子供たちの夢には、3本足のデカイ鶏が出てきたのか。
何で集団で行方不明になったのか。
主人公の義理の姉が子供の頃見た夢にはどんな意味があったのか。
何で岩清水は、あんなに結衣子が目覚めることに拘ったのか。
と、結構あるなー。

でも、話としては判ったよ。
面白かったというよりは、何かはっきりしない不思議な余韻の残る話だった。