2012年2月29日水曜日

29日  鶏の照り焼き弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆鶏の照り焼き
       ◆野菜ソテー
       ◆味卵
       ◆ほうれん草のごまおかか和え
       ◆ちくわチーズ
       ◆雑穀飯と佃煮


昨夜子供たちの夕食に出した、鶏の照り焼き。
その切れっ端を今日のお弁当に。
野菜と一緒に焼き直して、照り焼き味に調味。

野菜は、いんげんとにんじん。

味卵の味付けはめんつゆで、切ってからはクレイジーソルトをパラパラっと。

ご飯の上の佃煮は、昆布としいたけの佃煮です。










・・・・・雪! 雪! 雪!・・・・・

今日は雪降ってます。
降り過ぎで困ってる雪国方面には申し訳ありませんが、何かうれしい。

今まで何回か予報で降る降るって日があったけど、気温だけはしっかり下がるのに降らない。
何とはなしに裏切られた気分。
下がるんなら降れ、降らないなら下がるな、気温。

今んとこまだまだ降ってて、朝は道路に雪が積もってなかったのに、今は道路も真っ白。
これから出掛けなきゃない人(家の子バイト)は大変だけどね。








・・・・・今日の本・・・・・

◆ユゴーの不思議な発明
  作:ブライアン・セルズニック 
  訳:金原瑞人

読み終わってる本は何冊かあるんだけど、今日の本はこれの気分。
何となくね。
これ、今映画で話題になってるよね。
映画の方では、「ヒューゴ」ってなってるけど、これは発音というか訳の違いですね。

この本は、絵本って言って良いのかどうなのか難しい。
全部で533ページの分厚い本なんだけど、その内160枚程の絵や写真が出てくる。
白黒の絵で、絵本と言うほど大量の絵ページでは無いんだけど、挿絵と言えるほど少ない量でもないし、絵がコマ送りの様になっていて、文章を補ってる感じの所が何箇所もある。
絵がなかなか印象的な本。

そして、映画で話題になってるから、テレビでその映像を何度も見ている所為で、読んでて同じ場面になるとどうしても映画の映像が浮かんでくる。
それが本の雰囲気を全然壊して無いからなおさら。

訳者が、あとがきでこの話を簡潔に表してるので、そこからちょっと拝借。
「時代は20世紀、おそらく第一次世界大戦と第二次世界大戦のあいだのいつか。
舞台はパリにある大きな駅。
主人公は、そこに住み着いている時計係の孤児の少年、ユゴー・カブレ。
ユゴーが駅のおもちゃ屋で盗みを働こうとして、店主の老人につかまるところから物語が始まる。
老人はユゴーの大切にしていたノートを取り上げ、それを広げてぎょっとする。
そして、「二度と来るな」と怒鳴る。
しかしユゴーは、どうしてもそのノートを取りもどさなくてはならない。

なぜユゴーはおもちゃを盗もうとしたのか。
なぜ老人はノートを見ておびえたのか。
ユゴーはなぜひとりで駅の時計を点検してるのか。
おもちゃ屋の老人の正体は?」

この中で登場するジョルジュ・メリエスは実在の人物で、映画製作者だそうです。
その作品の写真が、話の中に何枚も出てきます。

そして、からくり人形のエピソードも実際にあったことで、長年ジョルジュ・メリエスの物語を書きたいと思っていた作者が、メリエスのからくり人形のコレクションについて書かれた話がヒントとなり、この物語が生まれたそうです。

絵が沢山あるし文章もそれほど長くはないんだけど、何だか読み応えがあって、絵が印象的で、何処となく不思議な空気が漂ってる本。

それはそうと、肝心の不思議な発明って何?。
物語に出てくるからくり人形は焼け跡から拾った物。
じゃー何を発明したのか。
これは、物語の一番最後に出てきます。

2012年2月28日火曜日

28日  メンチ弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・
       
       ◆メンチカツ
       ◆野菜のソテー
       ◆卵焼き
       ◆ミニトマト
       ◆雑穀飯


メンチカツは市販品で、グリルで焼き直し、ウスターソースをタラッっと。

野菜ソテーは、パプリカとピーマン。
先日「クレイジーソルト」を購入したので、味付けに使ってみました。

以前も買って使ったことはあるんだけど、今回はミニサイズが売っていたので、それを購入。

卵焼きの中身は、あさりの佃煮と長ネギとのり。










・・・・・今日の本・・・・・


◆世田谷駐在刑事(せたがやちゅうざいでか)
  濱 嘉之(はま・よしゆき)

主人公の小林健は、警視庁山手西警察署学園前駐在所勤務の警部補、41歳。
なんだけど、もう一つの顔があって、駐在さんでありながら同署組織犯罪対策課第四係長を兼務している。
二つの顔を持つ彼は警視庁内でもその名を知られていて、「駐在刑事」の異名を持つ。
暴力団関係者の中では「鬼コバ」と呼ばれ、一目置かれている。

ある事件を担当した時に出合った駐在さんの仕事振りに影響を受け、その仕事の奥深さと大切さに気付き、これこそ自分が望んでいた姿だと思い、異動の申し出をした。
その思いがけない申し出に上司たちは、必死になって説得したが聞き入れられず、だからといって、今までの実績からみすみす所轄にだしてしまうのは多大な損失となる訳で、組織としては「はいそうですか」と、できるものではなく、この件は警視総監にまで報告が上がった。
しかし小林の決心は堅く、特例として二つの顔を持つことになった。

だから、普段は駐在さんとして担当地域に住み、子供たちの通学を見守ったり住民の相談に乗ったりもしている。
そして、そういう地道な活動を積み重ねる事で、日常の中に隠れている事件にいち早く気付き、要請があれば刑事としても活躍する。

そういう、駐在としての日常から遭遇する大小様々な事件。
中に、「世田谷一家殺人事件」を彷彿させる事件も出てくる。
但しこちらでは、高校生が犯人として捕まって、解決したけど。

2012年2月26日日曜日

26日  カツとじ弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆ヒレカツ卵とじ
       ◆にんじんの炒めナムル
       ◆かぼちゃの塩蒸し
       ◆野菜ソテー
       ◆雑穀飯


作り置きのヒレカツで卵とじ。
長ネギ・しめじ入り。
そして、何だか臭いと思ったら、ちょっと目を離したすきににんじんが黒焦げ。
なんとか無事だった半分位を救済し、新たに追加で炒め、ナムルに。


野菜ソテーは、パプリカとスナップえんどうをオイスターソースで味付け。
かぼちゃは、作り置きの塩蒸し。








・・・・・マラソン・・・・・

今日は東京マラソン。
今、見ながら書いてる。
自分が走る事には興味ないんだけど、ついつい見ちゃうんだよねー。
お正月の箱根駅伝も見たし。

それにしても東京マラソンは、毎度の事ながらスタート場面での人の多さにビックリ。
一番後ろは何処なんだ?ってなくらいスタートを待つ人たちがびっしりと延々と続いてる。
私だったら、スタート位置に来るまでにすでにヘトヘトになるだろって感じ。
スタート位置がゴールってか?







・・・・・今日の本・・・・・

◆ゴーストハント 1~7
  小野 不由美(おの・ふゆみ)

7巻まであるのを、不定期に読み続け、やっと全巻終わりました。
1巻『旧校舎怪談』
2巻『人形の檻』
3巻『乙女の祈り』
4巻『死霊遊戯』
5巻『鮮血の迷宮』
6巻『海から来る物』
7巻『扉を明けて』 となってます。
写真は2巻から7巻まで。
1巻が何処かに行っちゃいました。


簡単に言うと、「渋谷サイキックリサーチ」に依頼が来て、調査をする。
何の調査かというと、心霊現象の調査。
そして、除霊。

彼女の作品は、以前に結構読んでたんだけど、その後ちょっと傾向が変わって、あまり興味を持てなくなって読んで無かった。
今回の作品は何度か目にしてたんだけど、最初表紙とか見て、学校の怪談風な傾向の内容を想像してたので、ちょっと手が出なかった。
その後何巻も続くし、面白くなければ辞めれば良いかと思い、とりあえずチャレンジして見る事に。
と言う事で読み始めたら意外に面白くって、結局全部読んじゃいましたって事。

第一巻で、「渋谷サイキックリサーチ」の所長ナルと助手のリンが、ある高校からの依頼で調査に行き、そこの生徒である麻衣が、それ以降調査員としてアルバイトをすることになる。
そのほかに、お坊さん・牧師さん・巫女さん二人がその時登場し、協力した事で、その後の調査でも何かと登場する事になる。
第一巻では、学校からの依頼で調査に行ったんだけど、まずは本当不思議な現象(ポルターガイストやラップ)が起きるのかの調査をしていて、起こった時も科学的に説明できる現象として解説したりしていたから、そういう傾向の話の持って行き方なのかなーって思っていたら、2巻目以降は、すでにそういう現象はあるという事が前提とした話になっていて、除霊をしたりする。

一方で所長のナルは、見た目は超かっこいいんだけど性格に難ありで、年齢は高校生なんだけど学校には行ってないし、渋谷なんかに事務所があるしと、謎がある。

依頼があってあっちこっちに調査に行き、色んな現象に出会い、そのたびにそれに付いての詳しい解説(言われや歴史)が、登場人物の会話の中で出てきて、最初の頃はきちんと読んでいたんだけど、段々面倒臭くなって、そう言う箇所は結構飛ばしちゃいました。

最後の巻で所長ナルの正体や事務所開設のいきさつや本当の理由は判るけど、最後にナルのお兄さんが何を言いたかったのかが、判らない。

2012年2月25日土曜日

25日  チーちく天弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆チーちく天
       ◆にんじん天
       ◆かぼちゃの塩蒸し
       ◆卵焼き
       ◆チョリソーと野菜のソテー
       ◆雑穀飯と、昆布としいたけの佃煮


ちくわにチーズが挟まってる「紀文のチーちく」をてんぷらに。
真ん中にはアスパラ。
想像通りにはなかなか行かなくって、チーズが溶け過ぎ。
衣が余ったので、ついでににんじんも。


卵焼きの中身は、しらすと大量長ネギとグリンピース。
グリンピースは、焼いてる途中で思いついて、急遽投入。

ソテーの野菜は、パプリカとアスパラ。







・・・・・今日の本・・・・・

◆チェインギャングは忘れない
  横関 大(よこぜき・だい)

あるきっかけで初恋の女性の危機を知り、何とか救いたいと考え、仲間の協力を得て実行する。

東京拘置所を出発した護送車が襲われる所から、第一章が始まる。
その護送車には8人の男が乗っていて、その内5名が脱走した。
脱走した男たちの中に大貫修二がいた。
修二を知る刑事は、刑期が1年6ヶ月と短いのに何故脱走というリスクを犯し、逃げたのかといぶかしく思い、探り始める。

その女性は修二と会っても気が付かなかったから、高校生以来だし、もう忘れたのかなーって思ったけど、そうじゃなかったのね。
ちょっと仕掛けがあって、それは最後の方で種明かしがある。

その種明かしがあって、あれってなってもう一度ざっと読み返して、あーそう言う事だったのねと理解。

ちなみにチェインギャングってのは、鎖で繋がれた囚人っていう意味なんだけど、絆で結ばれた集団って意味もあるらしい。
ってこれは、本文中から。
修二とそれを手助けした仲間たちの関係を表してるらしい。

2012年2月22日水曜日

22日  いなだの唐揚げ弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆いなだの唐揚げ
       ◆チョリソーと野菜のソテー
       ◆卵焼き
       ◆ポテサラとミニトマト
       ◆雑穀飯とあさりの佃煮

いなだがまた安かったので、また買っちゃいましたー。
先日登場したばっかりの、カレー風味の唐揚げ。また作っちゃいましたー。
ソテーは、チョリソーとピーマンとにんじん。
チョリソーとピーマンだけじゃ色が寂しいと思って、急遽にんじんも投入。


卵焼きの中身は、しらすと大量長ネギ。

ここまで来て、後もう一品何かーと思って冷蔵庫を覗いたら、ポテサラが。
ポテサラは一昨日位に作ったけど、まだイケるでしょー。








・・・・・今日の本・・・・・

◆きのうの家族
  三日月 拓(みかづき・ひらく)

真田一家の一年ってとこかな。
子供二人の4人家族と、旦那の親夫婦が一緒に暮らす二世帯住宅。
長男の公立高校の合格発表の朝から始まって、次の年長女の公立高校お合格発表日まで。

一年の間にもそれぞれに色んな事があって、まず長男が公立に落ちて部屋に閉じこもりあわや引きこもりかって心配したり、長女が勉強と彼氏問題で悩んだり、旦那の浮気が発覚したり、旦那の親を定期的にたずねて来る女性の素性が明らかになったりと、結構一年の間に事件?がある。

この家族は、朝ご飯だけは全員で食べる事を習慣というか約束事にしていて、その場面がとっても印象的。
それぞれに悩みや心配事を抱えていて、同じ場所にいても一見自分勝手にしてるように見えて、繋がってる感じが漂ってる。
何だかんだあっても取り敢えず集まって来るし、自分の言いたい事を言ってるだけだけれども会話はあるし、母親が「できましたよー」と大きな声で元気よく言って、一日が始まる。

2012年2月20日月曜日

20日  天天弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆あなご天、おさつ天
       ◆野菜ソテー
       ◆卵焼き
       ◆ミニトマト
       ◆雑穀飯とあさりの佃煮


買って置いたあなご天とおさつ天をカリッと焼き直し、めんつゆをたらり。

ピーマンとにんじんは、炒めてからオイスターソースで味付け。


卵焼きの中身は、グリンピース・しらす・チーズ。
お弁当出来上がってみたら、今日のおかずはちょっとばかしコレステロール多めかも。
たまごにしらすに穴子に、チーズもそこそこ。
それぞれ量は少ないけどね~。







・・・・・今日の本・・・・・

◆天使の報酬(てんしのほうしゅう)
  真保 裕一(しんぽ・ゆういち)

これは、テレビドラマ「外交官 黒田康作」の原作になるらしい。
ドラマ放送時には見て無かったけど、その後すこしたって再放送で大体見たかなー。
きちんと全部は見てない。

まあしょうがない事なんだろうけど、ドラマのストーリーとはちょっと違うねー。
やっぱドラマとなると実際に映像になるわけだし、外国が舞台になればロケに行かなきゃならない訳だし、なかなか同じと言う訳にもいかないんだろうねー。
と言う訳で、こうなってくるとどうしてもスケールに違いというか、限界が出て来る。

やっぱ小説の方が話の内容はスケールが大きい。
それだけに、色々と事情が絡みあっていて、読みながら理解はしていたんだけど、読み終わって思い返して見ると、きちんと思い出せない状態。

まあいちおう読んでいる時は理解しながら読んでたって事で良しとするか。
読み応えは充分。

2012年2月18日土曜日

18日  いなだの唐揚げ弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆にんじんしりしり
       ◆いなだの唐揚げ
       ◆卵焼き
       ◆ほうれん草のお浸し
       ◆ミニトマト
       ◆雑穀飯とあさりの佃煮

最近いなだが安い。
いつも利用するスーパーで、結構大きめのが結構安い。
基本刺身で食べるけど、ぶりよりもあっさりしてるところが、我が家ではうけてる。
大きいのが安く手に入るのはうれしいんだけど、あまり頻繁だとこんどは微妙。
毎日いなだの刺身ってのもなー。
うれしいけど、うれしくなーい。

そんないなだの切れっ端を、カレー風味の唐揚げで。

卵焼きの中身は、ほうれん草とチーズ。


今日のお弁当箱はちょいと違うー。
旦那の職場で電子レンジが使えるようになったので、今日は電子レンジオッケーのお弁当箱にしてみました。
以前のお弁当箱より若干小さめだけど、食べ終わったら重ねられる様にと思って、微妙に大きさ違いの物をチョイスしてみました。






・・・・・今日の本・・・・・

◆存在しなかった男
  大村 友貴美(おおむら・ゆきみ)

話は、羽田空港の到着ロビーで主人公の女性が、何時間も旦那を待つ所から始まる。
ハネムーンの帰りの飛行機の中で旦那が居なくなり、結局そのまま行方不明に。
飛行機の中で旦那が、友人が乗ってるからってそっちへ行ったっきり戻って来ず、羽田に到着して全員が降りても戻って来ず、そのまま行方不明。
いったいどうなってるんやーって事。

仕方がないからとりあえず新居に帰って待ってみても戻ってこないし、結局警察に届け出るもなかなか信じてもらえず、反対に狂言扱いを受けたりして、何で私がこんな目にーと、散々。

そのうち旦那の他殺死体が東京湾で見つかった。
そこから警察の調査が始まって、新居にあった旦那の荷物や今までの言動などを調べていくうちに、色々と不審な点が明らかになっていく。
主人公は、今まで彼から聞かされてた事が嘘ばかりだったことが段々判ってきて、本当の事を知りたいと調べ歩く。

介護問題や会社の倒産や就職難などなど、現在生きていく上での色々な問題が絡んでいて、悲しい話だねー。
一番の被害者は主人公ではあるんだけど、彼の事情が明らかになってみると、何ともやりきれなく、どんよりとした気分になるなー。

2012年2月16日木曜日

16日   鮭弁


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆焼き塩鮭
       ◆おさつ天
       ◆にんじんといんげんのきんぴら
       ◆卵焼き
       ◆ミニトマト
       ◆雑穀飯


塩鮭は中辛で、かまの部分どすー。

おさつ天は市販品で、フライパンで焼き直し、めんつゆをタラッと。




にんじんといんげんは、色がきれいなのでチョイス。
炒めた後にめんつゆで味付けし、七味とごまをパラパラ。
卵焼きの中身は、ハム・長ネギ・チーズ。









・・・・・きょうの本・・・・・

◆東京ヴィレッジ
  明野 照葉(あけの・てるは)

「東京ヴィレッジ」、直訳すると東京村。
主人公の生まれ育った所が、一応東京都ではあるんだけど、北西端の田舎町で、山村ではないけれどそれに近いものがある。
つまり東京とはいえ、頭に「ど」がつきそうな田舎町。
だそうで、まあ青梅なんだけど、題名はそう言うところから来てると思う。
東京都ではあるけど、東京村じゃんって事かね。

そして主人公は地元が嫌い。
のどかでのんびりしているし自然も豊かで、そこそこにぎやかでもある。
んだけどその中途半端さが嫌だし、大昔からある町特有の、地元の人間関係の密接さが息苦しいと感じている。

って事で、現在は荻窪で一人暮らしの、玩具メーカー勤務の33歳。
最近、他社との吸収合併の噂が出てきた。
希望の部署には行けない事にやっと諦めが付いてきた所にこの噂で、そうなると今度はリストラの心配が出てくる。

そして悪い事は重なるもので、親戚からの連絡で、実家に何やらえたいの知れない夫婦が居候してるらしい事が判った。
実家には両親と姉夫婦が暮らしてるんだけど、良く言えば人が好く、従って騙されやすい。

入社してからあっと言う間に、もう10年。
色々大変な事もあったけど、何とか乗り越えてきたと思っている。
それがここに来て急に、仕事と実家の両方で心配事が発生した。

年齢的にも色々考える時期であり、これを機に自分がこれから進んでいく方向を否が応でも模索し始める事に。

初めは実家に居候してる謎の夫婦を追い出すはずだったのが、ミイラ取りがミイラになったと言うか、そそのかされたと言うか、渡りに船というか、結局会社の友人や彼氏を巻き込んで、実家で居候する事に。
ちょっと楽しそう。

2012年2月14日火曜日

14日  鶏の焼き浸し弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆シュウマイ
       ◆野菜ソテー
       ◆鶏の焼き浸し
       ◆味卵
       ◆菜の花とカニかまの辛マヨ和え
       ◆ミニトマト
       ◆雑穀飯


野菜ソテーは、パプリカといんげんをオイスターソースで味付け
鶏は市販のお惣菜のリメイクで、グリルで焼き直した後、七味を散らしためんつゆにドボン。



味卵はうずら。
めんつゆに漬けて、作り置き。
菜の花で使った辛マヨは、一平ちゃん焼きそばで使わなかったもの。









・・・・・今日の本・・・・・

◆サウンド・オブ・サイレンス
  五十嵐 貴久(いがらし・たかひさ)

この著者の作品も、ほんとバラエティーに富んでるよねー。
今回の作品は、ろう者・ダンス・青春物って感じかなー。

主人公である女子高生が、ろう者である女子高生と出会い、ダンスを通じて色々な経験をし、お互いに成長していく。
主人公の少女は、あるきっかけからろうの少女と友達になる。
その子の、チームでダンスをしたいという強い思いを、自分の出来る事で手助けし叶えてあげたいと思い、協力を始める。

主人公のクラスメイトの少女と、練習中に知り合った大学生の女性の3人がチームを組み、主人公はダンスが出来ないのでそのチームのマネージャー的な役割を担当。

3人ともろう者なんだけど、それまでの環境がそれぞれ違うため、コミュニケーションの取り方や意思の疎通の方法が違い(読話が出来るとか出来ないとか、手話が出来るとか出来ないとか)、なるほどって感じ。
だけど現代は携帯があるから、それを共通のツールとして使うことが出来、そこから考えると携帯が無い時代は大変だったかも、と言っている。

耳が聞こえなくってダンスって出来るのかと思うけど、この話では、音楽を大音量で流してその振動を体で感じる事でその曲のリズムを覚え、その後それにあわせて振りつけ・踊る。
だから、曲のメロディーは聞こえなくってもリズムが判ればダンスは出来るってことだね。

そんな感じでダンスを練習し、コンテストに出場し、結果を出すまでの話。

私自身ははダンスは踊れないけど、見るのは好きだし、話もいきいきとした感じや躍動感が伝わってきて楽しいんだけど、ダンスを踊ってる場面の描写がちょっと微妙。
感じ方は人それぞれで、これはあくまでも私の場合の事なので、その点は悪しからず。
ダンスを踊ってる場面では、その様子を色んなステップの名前やそのしぐさの説明で表してるんだけど、いまいち映像として浮かんでこない。
手をどうして足をこうして、体をああやってそのあとこうやってとか細かく描写されてるんだけど、それがどうにも映像として頭に浮かんでこないから、どんなダンスなのか想像できない。
難しいね。描く方も読む方も。

2012年2月13日月曜日

13日   いな照り弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆いなだとれんこんの照り焼き
       ◆卵焼き
       ◆にんじんのきんぴら
       ◆おじゃがのバターしょうゆ炒め煮
       ◆雑穀飯


昨夜の刺身の切れっ端とれんこんを、照り焼きで。
ブリだとブリ照り。
いなだなので、いな照り。




卵焼きの中身は、菜の花茎・チョリソー・チーズ。
にんじんは、炒めてめんつゆで味付け。

おじゃがは、にんにくと一緒にバターでしばらく炒めてから、水としょうゆと砂糖を加えてからめ煮。








・・・・・まだ 草津・・・・・

って事で、雪ダルマ。大きさ手のひら大。
ちょっと堅めの雪の上にサラサラ雪が積もった状態で、なかなか上手く丸く固まってくれない雪で無理やり作ったから、ちょっといびつ。
目に丁度良い○が見つからなくって枝を使ったから、ムッとした感じになってます。
雪と見るととりあえず雪ダルマ作るのは、ほとんど雪の無い場所に住んでるからなんだろうなー。
スキー場があるくらい雪が積もる所では、そんなの作ってるどころじゃないよねー。


空が青いねー。
青が濃いーねー。
二日目は天気が良くって、風も無かったから暖かくって、散歩には最適。
結果、一日目は1万3千歩強、二日目は1万9千歩強歩いてました。








・・・・・今日の本・・・・・

◆女神のタクト
  塩田 武士(しおた・たけし)

初めて読む人なんだけど、著者紹介によると2010年に『盤上のアルファ』という作品で第五回小説現代長編新人賞を受賞して、デビューしたらしい。
なかなか話題になったらしいんだけど、プロを目指す将棋指しの話らしいんだよねー。
ちょーっと将棋ばなし興味ないんだよねー。
将棋全く解らないし。

って事でそっちは読んで無いし、読む気もないんだけど、今回の作品は音楽物。
まずは表紙の装画に引かれて、楽器が描かれてるから音楽に関係してるかなって思って、それと一緒に笑顔で走ってる女性が描かれてるから、元気良い感じの話かなって思って。

オーケストラの指揮者と、スタッフ女性の話かな。
人気があったのにあることがきっかけでスランプに陥り、指揮者を辞めてしまった男を、何とかまた復帰させようと奮闘する女。

「職」と「男」を同時に無くして谷底状態の主人公が、海岸で変な爺さんと知り合い意気投合。
その爺さんの願いを聞く形で指揮者の男に係わる事になり、何だかんだで自分もそのオーケストラのスタッフとして働く事になる。

そのオーケストラの事務局長の別府が、良い味出してる。
背が低くて、サイズの合ってないねずみ色のスーツに、キメの細かいパンチパーマ。
いつも仁丹食べてる。
常に自分の都合の良いように解釈し、都合が悪い事は無かったことにする。

そのオーケストラっていうのが実は爺さんがスポンサーになっているんだけど、これがまた職員の持ち逃げによる資金不足からにっちもさっちも行かなくなっていて、有名な指揮者を迎えることで建て直しを図ろうっていう魂胆。
半分騙すようにして無理やり連れてこられた指揮恐怖症の男は、話を聞かない別府によって更に無理やり指揮者として迎えられてしまう。

そこから色々あるわけだ。
建てなおすには収入が必要だし、それにはコンサートを開かなきゃならないし、だけど資金が無いから安い会場を探さなきゃならないし。
会場が見つかったら見つかったで、安く挙げるには条件が付いてるし。
そもそも指揮恐怖症で指揮をやりたくない男に、指揮をさせなきゃならないし。

まあ、最後にはなるようになったってとこだけど。
そして最後の最後に、ちょっと仕掛けがあって、私としては「そんなことあるかいな」って感じだけどねー。

2012年2月12日日曜日

12日  鶏胸の味噌漬け焼き弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆鶏胸の味噌漬け焼き
       ◆いんげんのソテー
       ◆にんじんの炒めナムル
       ◆卵焼き
       ◆菜の花とカニかまの辛マヨ和え
       ◆炊き込みご飯


味噌漬けになった鶏胸を焼いただけ。
何の工夫も無くって申し訳ありませんが。

いんげんは炒めて塩コショウ。
にんじんはごま油で炒めて、塩・こしょう・すりごま。

卵焼きの中身は、ハム・菜の花茎・チーズ。

今日のご飯は、「丸美やのとり釜めしの素」に、まいたけ1パック分としめじ少しを加えて炊き込んでます。
まあ、いつもの炊き込み。








・・・・・草津 続き・・・・・

石楠花(しゃくなげ)。
寒さ対策なのか、沢山植わってる石楠花の葉っぱが全部こんな感じで、縦ロール。
何だか違う植物みたいに見える。
今回はいつもとは違う道を通ってみようって事で、歩いて行ったら石楠花沢山植わってる地帯に遭遇。
多分お寺さんの林の中なんだと思う。

てんてんしてるのは、何者かの足跡。
一日目に雪が降って、次の日散歩で見かけた。
気が付いて見ると、あっちこっちに一杯。
足跡があっち行ったり、こっち行ったり、交差してたり、道路挟んで向こうに続いてたり。
夜の間に歩きまわったんだなーって。








・・・・・今日の本・・・・・

◆ドルチェ
  誉田 哲也(ほんだ・てつや)

色々なジャンルの作品がある著者。
今作品は、その中でも大きい割合を占めてる刑事者。

警視庁練馬警察署 刑事組織犯罪対策課 司法警察員 魚住久江巡査部長。
所轄の強行犯係りってことだって。
が主人公で、関わった幾つかの事件の話。

以前は捜査一課に居たんだけど、昇進試験に合格して部署を変わってから、一課復帰の打診を断っている。
それは単純に、一課が殺人事件の捜査を専門にする部署だというのが、理由。

人が殺されてから始まる殺人事件の捜査というものに、虚しさを感じている。
いつの頃からか彼女は、誰かの死の謎を解き明かすことより、誰かが生きていてくれることに、喜びを感じるようになった。
その点所轄の強行犯係りならば、少なくとも誰かが死ぬ前に、事件に係わることが出来る、と言う事。

所轄の事件だから、大きな殺人事件とかは無いけど、その代わり誰に身にも起こる可能性がありそうな身近な事件が多い。
そして、どの事件も一見単純に解決しそうになるんだけど、その中にちょっとした違和感を発見し追求して行く事により、事件の本当の姿が見えてくる。

女性刑事って事で、女性が犯人や被害者になってる事件の担当に廻されることも多いらしい。
ってことで、女性がらみの事件が多い。
それだけじゃないけども。
全体的に悲しい話だね。