2010年7月21日水曜日

21日   鶏の照り焼き弁当


・・・・・今日のお弁当

◆鶏の照り焼き  作り置きを冷凍しておいた物
◆卵焼き  かにかま・青ねぎ入り
◆野菜炒め  赤黄パプリカ・ブロッコリー
◆ちくわチーズ
◆プチトマト
◆発芽米入りご飯   梅干し散らし



・・・・・ひとり言「蓮」

先日、蓮を観に行った。
良い感じで咲いていました。
歩いて行ける程の近所ではないので、行ってみないと開花の状況が解らないんだけど、とりあえず行って見ました。
以前からそこで見られるのは知っていて、何回か行ってるけど、中々丁度良い開花具合の時に行くのは難しくて、今回もどんなもんかと思いながら行って見たら、結構よかったんじゃないかな。

それにしても写真だけ見ていると、緑色に薄桃色の花がめっちゃさわやかで、ここは何処的な雰囲気をかもし出しているけど、当日はこの時期の天気の良い日だけに平気で猛暑日だし、周りは住宅街だし、誰もいません。
私たちも、もっとさわやかな時期ならまだしも、猛暑日ではとてもゆっくりしてはいられず、「丁度良い感じに咲いてるねー」と言いながら少し見た後写真を撮って、早々と退散しました。暑さが恨めしい。



・・・・・今日の本

◆DOWN TOWN(ダウンタウン)
  小路 幸也(しょうじ・ゆきや)

1973年3月、主人公の「ショーゴ」が大学進学のために東京に旅立つ駅のホームで、高校時代を振り返っている。
1977年4月に、ショーゴが中学の時の先輩と偶然再会し、働いているというコーヒーショップ(ブロック)を紹介される所から話は始まる。
そのコーヒーショップは、男子禁制との噂があると言う店だったけど、何故かみんなショーゴにやさしく、歓迎してくれる。なぜなのか。
そこに集まる人達(常連)は、みんな何かしら心に傷があって、お互いに支え合っている様だ。
話の内容は色々とあるんだけど、それよりも関係の無い所ではっとしてしまった事があった。
話の中で、車で移動中に連絡が出来ないとか他の車とトランシーバーで連絡を取り合ったりする場面が出て来て、それまでは設定の時期を気にせず、話の内容の方に気が行って読み進めていたんだけど、そんな場面が出て来てはっと年代を思い出した。1977年昭和52年に携帯電話はまだ無いんだって事。そう言えばその前の場面でも、高速のサービスエリアで公衆電話をかけたりしていた。
ハッと目が覚めたとは大げさなんだけど、今はある事が当たり前になってしまっているから、無かった時代をすっかり忘れ、「何で携帯で連絡を取り合わないんだろう?持って無い人達ばっかりなのかな」と思ったりもしていた。今回一番印象的だった事。
話は良い話。ショーゴが、ブロックに集まる個性的な人達や友人、家族との係わり合いの中で成長して行く物語。悲しい結末の出来事もあるけど、明るい未来を期待させる。