・・・・・今日のお弁当
◆焼鮭 中辛味の鮭
◆卵焼き 蟹玉風(卵にかにかまと、炒めて塩と酒で味付けした長ねぎとしいたけを混ぜ、焼いた)
◆野菜の炒めナムル 赤パプリカとピーマンを炒め、塩・こしょう・すりごま・ごま油で味付け
◆れんこんのきんぴら
◆黒豆 市販品
◆プチトマト
◆雑穀飯 梅干し
・・・・・今日の本
◆桃色東京塔(ももいろとうきょうとう)
柴田 よしき(しばた・よしき)
8編の連作。都会の警察官と、過疎の村の女性警察官との出会いと、それぞれの環境から来る苦悩が、事件と絡めて描かれている。
都会の警察官である岳彦は、ノンキャリアとしては順調に出世して来たが、たった一つのミスでそれが危うくなっていて、過疎の村に一人で捜査に出され、どんよりしている。
その案内役を任された女性警察官の日菜子は、都会のにぎやかさに惹かれながらも地元の過疎化を何とか出来ないかと悩んでいる。
そんな二人が、いくつかの事件を通して何回も逢う内に、お互いが気になる存在になるが、それぞれ抱える物があり、中々進展しない。
個々が関係する事件と、村の出身者が関係する事件があり、そこに岳彦と日菜子の心の動きが微妙に絡んで、事件物と言うほど物々しくは無く、恋愛物と言うほど軽々しくも無い。
それにしても、村の出身者が事件起こし過ぎ。