2010年10月22日金曜日

22日   かつとじ弁当


・・・・・今日のお弁当

◆カツとじ  ヒレカツの卵とじ
◆野菜炒め  赤黄パプリカ・ブロッコリーを炒め、味噌で味付け、仕上げにごまをパラパラと
◆煮物  昨夜の夕食のおでんの余り、さつまあげ・ごぼう巻き・こんにゃくをめんつゆで煮付け
◆プチトマト
◆発芽米入りご飯



・・・・・今日の本

◆窓の外は向日葵の畑(まどのそとはひまわりのはたけ)
   樋口 有介(ひぐち・ゆうすけ)

この人の作品は好きで殆ど読んでいるんだけど、最近見かけなかったので、これを読めてとってもうれしい。
最近見かけなかったと言っても、時代物を出していて、私は時代物には興味が無いので、ちょっと残念に思っていた所だったのです。もう時代物しか描かないのかなーってね。
そこにこれだったので、よかったと、少しホッとした感じ。
話はミステリー。青春物でもあるかな。
季節は夏で夏休み。主人公の少年の高校の先輩が、部活の後家に帰ってこない所から事件は始まり、その後同級生が水死体で見つかったり、部の顧問の先生がひき逃げされて亡くなったりして、それぞれが何か繋がりあるはずと、調べて行く。
少年の父親は元刑事なんだけど、美人の顧問の先生に会ったとたん急に協力的になり、捜査に乗り出す。
話の本筋はもちろん面白いんだけど、父親が刑事を辞めてやってる仕事が笑える。「馬鹿につける久寿利」の販売。
早い話がヘアトニックなんだけど、通信販売で、年間1万本も売れるらしい。
父親が言うことには、「馬鹿につける薬であって、馬鹿を治す薬ではない」との事。というわけで、商品には「本製品を使用しても馬鹿は治りません」と言う但し書きが付いている。
そして、父親は刑事を辞めて家事に目覚めたと言う事で、食事も作るらしいが、それがとってもおいしそう。
所々に出てくる料理が簡単で、おいしそう。
たとえば、茄子と胡瓜に生姜を合えて、塩もみ。それにおかかとめんつゆを2,3滴。酒の肴や豆腐のつけ味噌がわりに。オクラの納豆和え。鮭炒めスパゲティー。ってこれみんな少年が作った物ばっかりじゃん。