2011年4月18日月曜日
18日 豚のしょうが煮弁当
・・・・・今日のお弁当
◆豚のしょうが煮 ピーマンと一緒に
◆ブロッコリーとウインナーのソテー
◆ほうれん草のごまおかか和え
◆ちくわチーズ
◆かぼちゃの煮付け 作り置き
◆雑穀飯
・・・・・今日の本
◆再会(さいかい)
横関 大(よこぜき・だい)
この作品は、第56回江戸川乱歩賞受賞作です。
題名の脇にそれが書いてあったので、つい手に取りました。
作者の受賞の言葉を読むと、8年前から毎年応募してたらしい。
がんばったねー。
そいで、受賞して良かったねー。
そんな作品なので、ちょっとと言うか結構期待して読み始めた。
子供の万引きをネタに恐喝されたが、取引現場に行くと相手は殺されていた。
そして、その凶器となったのが23年前に殺された警官の拳銃だと言う事が判った。
恐喝を受けた夫婦と、殺された(恐喝した)男の弟と、その捜査に歩く男が23年前当時の仲良しグループで、その当時起きた事件と繋がってくる。
誰が殺したのか、23年前の拳銃をどうやって手に入れたのか。
登場人物それぞれがお互いをかばう行動をとったりするので、中々真実が見えてこない。
そのうち、解決したはずの23年前の事件も、真実は違っていた可能性が指摘され、ますます解らない。
と、色々と込み入っているけど、殺人事件の方は読み進んで行く内に段々理解できたけど、23年前の事件の謎解きの方はすぐには理解出来なくて、その場面を読んだ後頭の中で整理が必要だった。
23年前の小学生の頃、お互いを認め合って仲が良かった4人と言う事だが、その後音信が途切れて久しぶりにの再会らしいけど、変らない信頼関係がすごい。
受賞作だけに、読み応えはある。
でも、重くはない。
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