2011年8月13日土曜日

13日   豚の生姜焼き弁当



・・・・・今日のお弁当

◆豚の生姜焼き
◆モロッコいんげんのソテー
◆卵焼き  ブロッコリー茎・チーズ入り
◆なすの油味噌
◆にんじんの炒めナムル
◆プチトマト
◆雑穀飯と梅干し






・・・・・今日の本

◆オレンジの陽の向こうに
  ほしお さなえ

ファンタジーって言うのかな、こういうのは。
死ぬ事と生きる事の話なんだけど、そこはそれファンタジーだから、不思議でフワフワした感じになってる。
「イワフネさん」っていう名前で「地衣類」でコケの様なものらしいんだけど、真っ白でもじゃもじゃした綿みたいな物を持ってると、死んだ人と会えるらしい。
それも、かなりリアルで実態がある状態で。
だから最初、死んだ方も生きてる方も死んだと言う事に気付いてなくって、後にその「イワフネ」をくれた人に真相を聞かされても、あまりリアルなのでなかなか受け入れられない。
だけどそれを聞いてから、やっぱり本当は死んでいるのかもと思う瞬間も増えてきて、納得する。
後半は、「イワフネ」を悪用する人が登場してきて、生きてる方と死んでる方が協力する感じで「イワフネ」を守ろうとするんだけど、その辺りにくるとちょっと説明的な部分が多くなって話がもたつき、イマイチ読んでるのがだるい。
話が進んで行く中で、今まで気付かなかった周りの人たちの気持ちに気付いたり、自分の気持ちを改めて考え直したりする。