2011年8月27日土曜日

27日   チンジャオロースー弁当


・・・・・今日の弁当

◆チンジャオロースー  豚肉・にんじん・ピーマン・パプリカ入り
◆卵焼き  細ねぎ・桜えび・チーズ入り
◆にんじんのきんぴら
◆れんこん煮物  しめじ入り
◆ちくわチーズ
◆雑穀飯と梅干し






・・・・・今日の本

◆エコーズ
  早瀨 乱(はやせ・らん)

500ページ超えの書き下ろしで、読み応えはある。
だけど、ちょっと長すぎかなー。
最後の方で飽きてきちゃった。
どんなに長くても最後までわくわくしながら読む時もあるから、長さの所為ではなく内容。
どこがと聞かれると、ココ!とはっきり指摘はできないんだけど、全体にちょこちょこ散らばってる感じで、結果段々とテンションが下がって来て、終わりの方で飽きてきてしまったと。
一応最後までよんだけどね。
それに、最後結局はどうなったのかはっきり提示されてなくって、想像におまかせー的な終わり方だったのも輪を掛けたかな。
最後で、実はあの時の真相はこうだったそしてその後こうなったと明かされる風な展開に行きつつも、はっきりとは明かされないとこがまたちょっとイラッして、読後何かモヤモヤとした感じが残った。
ジャンルとしては、ミステリーなのかSFなのかどっちもなのか。
1954年に、「その生物種の最後の固体が死ぬ時、吐き出す液体『ロータス』(進化の素)と言うものがあって、それを食べると体が変化し、別の生物に進化する」という内容の、「ロータス・イーターズ」という題名の物語を当時小学6年生だった子供たちが読んで、それがもしかしたら本当なんじゃないかと実験したりして、死人や行方不明者がでる事件になった。
その後2004年以降の現代に話は飛んで、1954年の事件の当事者の一人が生き残っていて、知り合った少年に「ロータス」の話を伝える。
その話に興味を持った少年が友人に教えたり、当時の生き残りの別の一人が真相を求め調べ歩いたりと話は現代に広がっていく。
「ロータス」と呼ばれるそういうものの存在がまず奇想天外でとても興味深く、で出しかなり惹きつけられた。