2012年7月22日日曜日
22日 チョリバーグ弁当
・・・・・今日のお弁当・・・・・
◆チョリバーグ
◆パプリカソテー
◆にんじんしりしり
◆ほうれん草のごまおかか和え
◆ご飯と昆布の佃煮
ちょびーっと残ってたバーグ種を何とかしたいと思って、チョリソーを包んでみた。
包んだと言うのが適当か、チョリソーを入れたと言うのが適当かは、議論の別れる所ですが。
ついでにパプリカを一緒に炒めて、イタリアンハーブミックスで味付けしてみた。
しりしりは、いつもの如く卵の割合多くて、たまごとじ寄り。
暑い日が続いてた時は自粛してた、ほうれん草のおひたし。
ちょっと涼しいので、一瞬復活。
・・・・・今日の本・・・・・
◆大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄(だいゆうれいいか めいたんていいじかますみ)
首藤 瓜於(しゅどう・うりお)
昭和の初めの精神病院が舞台。
主人公が新しく勤務する事になった病院での出来事。
登場する人たちの名前がまず個性的と言うか、何と言うか。
主人公は、使降 醫(しぶり・いやす)。
その友人が、面鏡 真澄(いじか・ますみ)
病院の院長が、養父 秀三(やぶ・しゅうぞう)。
先輩医師の、常呂(ところ)。
患者のひとり、足助玉男(あすけ・たまお)。
後は、医者のひとりで、志染(しじみ)。
と、ここまで書いて、知らないのは自分だけ?
と思い、念のために辞書で調べてみたら、養父と常呂と足助は場所の名前にあった。
患者のひとりで、老鼠 忠介(おいそ・ちゅうすけ)も、字は違うけど老蘇というのが場所の名前にあるらしい。
と、こうなってくると、婦長さんは小田原だしもう一人の先輩医師は伊丹だし、場所の名前が多いのか。
まあいいや。
それはそうと、肝心なのは内容。
大幽霊烏賊も、面鏡真澄も、出ては来るけど、題名にするほど中心的な存在なのか?
精神病院の個性的な患者たちが起こす、行動というか事件というか出来事というか、に翻弄される新人医師ってとこか?
新人医師である主人公が担当した患者のひとりが老鼠忠介で、この患者の症状は「パラノイア」。
パラノイア、別名偏執病は妄想を主徴とする精神障害で、この患者が語った話の中に大幽霊烏賊が出てくる。
自分の体験談としてはなすんだけど、これが40ページくらい続く。
内容は、結構グロテスクな話。
本のちょうど真ん中くらいで出てくるから、話の中心であるといえなくもないけどさー。
それと、題名で名探偵となってる面鏡真澄。
時々主人公の使降が、困った事や悩み事を相談したりしてるけど、題名になるほど大活躍をしてるわけでもなけりゃ頻繁に登場するわけでもない。
まあ、主人公の使降と面鏡の関係にはちょっとした仕掛けがあって、最後に種明かしがあるけど。