2012年10月28日日曜日

28日  ハンケチャ炒め弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆ハンバーグのケチャップ炒め
       ◆卵焼き
       ◆チーズはんぺん
       ◆ブロッコリーのソテー
       ◆発芽米入りご飯


作り置きのニラ豚バーグとパプリカを炒め、ケチャップとウスターで味付け。

はんぺんは、昨夜のおでん用を一部取り置き、使用。

卵焼きの中身は、ねぎみじんとあさりの佃煮。










・・・・・今日の本・・・・・

◆おとうさんは同級生
   澤本 嘉光(さわもと・よしみつ)

主人公の翔は、まっすぐで頭が堅い、ヤクザ、45歳。
組長命令で、組長の孫娘のボディーガードを務める事に。

その孫娘ってのが高校3年生だから、主人公も17歳の高校生としてその高校に編入して、見守れという無茶なお達し。
その組長とその高校の校長は知り合いらしく、この無茶が通ってしまい、高校3年生としての毎日が始まる。

この高校はミッション系の高校で、ミッション系と言えばキリスト教の学校と言う事だけど、そこはそれ、ミッション系ではあるけど別の「使命」の方のミッションでもある。
生徒にはそれぞれミッションがあって、まあほとんどは一流大学への現役入学と言う事なんだけど、そして学校の方は生徒のミッション達成のために最高の道筋を準備する、生徒もそれに答えるように努力するミッション系の高校。
なんだって。面白い!。
そこに転入する翔のミッションは、組長の孫娘を守る事。

校長から翔を紹介された担任が、事情を知ってるとはいうものの想像以上の老け顔にビックリしてた時の校長の一言。
「たまにいるだろう、学年に一人くらい妙に老けた高校生が。あれだ、あれ」だって。

生徒たちは、学校の言うとおりにしてれば大学に進学できるから、何の疑問も持たずに、自分の意見も持たずに、学校の言うとおり先生の言う通りの毎日を過ごしてる。
だから、どっからどう見たって17歳になんか見えないんだけど、担任が「17歳!!」って言ったら、そうなのだ。

翔は、まずはみんなとフレンドリーな関係を築かなきゃと思い、受けを狙って「あだ名は、『おっさん』です!」って笑顔で自己紹介したんだけど、妙に納得されてしまい、それから呼び名は「おっさんさん」となった。

面白いよー、これ。
面白いばっかじゃなくって、妙な「おっさんさん」と接する内に、段々と変わって行く生徒たちの話でもあるから、良いとこもいっぱいあるよ。