2013年2月15日金曜日

15日  肉巻き弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

◆ちくわチーズの肉巻き
◆卵焼き
◆パプリカソテー
◆ひじきの炒め煮
◆ご飯とふりかけ

ちくわチーズを豚肉で巻いてみましたー。
それをパプリカと一緒に焼いて、
パプリカはクレイジーソルトで味付けして先に取り出し、肉巻きは照り焼き風味に味付け。
卵焼きの中身は、ほうれん草とチョリソー。

昨夜作った、ひじきの炒め煮。
大豆を入れたかったんだけど無かったんで、ミックスビーンズいれちった。
ミックスビーンズって、あの3色くらい混ざって入ってるあれ。
どうかなーって一瞬思ったけど、豆繋がりって事で何とかなるかなー、なーんて。
出来上がってみたら、意外にいい味出してるっていうかー、いい味吸ってるっていうかー、いい感じに馴染んでるっていうかー、中々イケル(わたし的には)。
ガルバンゾとマローファットピースとレッドキドニーなんだけど、特にキドニーが味吸ってて美味しい。まあ、煮豆って事だよね。









・・・・・今日の本・・・・・

◆困ってる人 
大野 更紗(おおの・さらさ)

これ少し前にテレビの紹介で見た事ある。
本人インタビューとかやってた。
けど、その時は私自身はこの本に出合えて無かったので、読んでなかったんだけどー、
先日見かけて、そう言えばそんな事もあったなー、って思いだした。
興味はあったから、早速。

難病なんだね。
「筋膜炎脂肪織炎症候群(きんまくえんしぼうしきえんしょうこうぐん)」と「皮膚筋炎」。
自己免疫系疾患なんだって。
自己免疫系疾患って、たまーに聞く言葉だけど、あれだよねー、自分で自分を攻撃しちゃうんだよねー。
たち悪ーいっていうかー、厄介な感じのだよねー。

それが、ある日突然ってのがまた困るよね。
ある日突然体中に異変が起こって、起き上がれなくなってしまってって。

「はじめに」の中で、「この本は『闘病記』ではない。」って書いてあるけど、でも闘病だよね。
まあ、闘ってるのは病気とだけじゃないから、って事なのかな?
そうなんだよねー、もちろん病気とは闘ってるけど、相手はそれだけじゃなかったわけだよねー。

大変だよ。
そもそも病名がわかるまでに、ほぼ丸一年。
あっちの病院こっちの病院って検査しまくって解らなくって、最後に自分でネットで捜しだした自己免疫疾患の専門家に、当って砕けろでアタックした結果、道は開けた。
ここで更に色んな怖い検査をして、病名が判ったんだけど、この某大学付属病院って、東大じゃないのかなー。
筆者が初めて足を踏み入れた時の様子を読んだら、先日行った東大にぴったりで、私も同じこと感じたもん。

古風で大きなレンガの門。
門をくぐると、広い敷地の「異空間」。
空襲で焼け残ったとしか思えない立派過ぎる木が道の両側に立ち並び。
その先に、これまたレトロな古いレンガ作りの建物たち。
完全に文化財、石造り、時が止まってる。
かと思えば、新しいナウなビルも。

まったくその通り。
ってまあ別に強調するとこじゃないんだけどね。

一人暮らしを始めるとこで終わるけど、その後どうなってるんでしょうか。
これが書かれたのは2011年で、現在それから2年ほど経ってるけど。

これを読んで、すごい大変で怖い経験(検査で)したなーとか、がんばってるなーとか、なるほどなーとかあれやこれや思うとこはあるけど、だからといって私の毎日が変わる訳じゃないし、変えようかとも思う訳じゃない。

「はじめに」の中で、「いま、『絶望は、しない』と決めたわたしがいる。」って言葉が印象に残ったな。