2013年8月15日木曜日
15日 ぶりの照り焼き弁当
・・・・・今日のお弁当・・・・・
◆ぶりの照り焼き
◆卵焼き
◆シュウマイ
◆ほうれん草のお浸し
◆ミニトマト
◆梅干しご飯
昨夜、刺身で食べたぶりが残ったんで、照り焼きに。
さくで買ったんで、ちょい厚切りにして、粉まぶして焼き、合わせたたれをからめて。
ぶりの刺身だけど、夏の所為かあんまり脂無くって、言われなければイナダな感じでした。
卵焼きの中身は、にんじんのきんぴら。
ぶりと卵焼きとシュウマイ詰めてもスカスカで、なーにかないかと冷蔵庫見たけど大した物なくって、仕方なくほうれん草。
緑入れたかったんでねー。
ピーマンも無かったしねー。
・・・・・今日の本・・・・・
◆こちら弁天通りラッキーロード商店街
五十嵐 貴久(いがらし・たかひさ)
友人の連帯保証人になったことで、借金に追われ、夜逃げした男。
が、行きついた先がこの商店街。
行くあてもなく、取り敢えず電車に乗り、終点で降りたものの、もう遅い時間で、辺りは人家が無く、雨を凌げるとこを探して辿り着いたのがアーケードがある商店街。
座るところもなく、更に歩いて行くと、アーケードの終点付近に、寺を発見。
泊まらせてもらえたらと期待して、戸を叩いたものの、応答無し。
玄関は閉まってたけど、雨戸が開いて中に入れたので、侵入し、就寝。
明けて翌日。
住民に見つかったものの、相手は、どうも自分を新しくやってきた坊さんと勘違いしてるらしい事に気付き、取り敢えず成りすます。
商店街の住民があれこれ面倒みてくれるらしいが、なぜかと訪ねると、それは自分たちのためだと言う。
どういうことかと聞くと、坊さんの能力で自分たちをポックリ逝かせてくと言う。
以前の御坊さんの祈祷の力で、二人ポックリと逝ったらしい。
偽坊主の自分にそんな力があるはずもなく(って本当の坊主だってないよ)、何でそんなにポックリ逝きたいのかと聞くと。
この商店街の店主たちはもうみんな70前後の年寄りばかりだし、近所にショッピングモールが出来て、客はみんなそっちに行ってしまい、この商店街はシャッター街になってしまってるし、商店街にも自分たちにも未来はないし未練もないので、後はポックリ逝きたいのだと。
祈祷祈祷と詰め寄られて、仕方なくいい加減な祈祷もどきをやったら、その場で偶然倒れた老人がいて、ますます期待されることに。
まあそれはそれとして、商店街の組合長経営の喫茶店でコーヒーを安く飲みたいがために、祈祷をしてほしいならメニューを全て百円にしろと、ムチャな提案を通したところ、今まで一日4~5人だった客が、一日中満席になり、ビックリ。
それを見た他の店の店主が、自分の店にもアドバイスをとやって来て、面倒になった男は、ぜーんぶ100円にしろと、ムチャ振り。
あれこれあったものの、ラッキーロード商店街は百円均一商店街に。
これが話題になり、テレビ取材が入り、それがきっかけで、借金取りに居場所がバレ、ピーンチ。
どうなることかと思ったけど、商店街の組合員たちの助けで、クリア。
こんなに上手く行っていいのかー?
まっ、お話だからね。