2013年10月21日月曜日
21日 カリチョリケチャ炒め弁当
・・・・・今日のお弁当・・・・・
◆カリフラワーとチョリソーのケチャップ炒め
◆卵焼き
◆かぼちゃの煮物
◆ちくわ天
◆マカロニサラダとミニトマト
◆ご飯
卵焼きの中身は、青じそとチーズ。
料理本に載ってたモノを作ろうと思って、あんまり買わない青じそを沢山買ったのに、うっかり、肝心の料理本を手放してしまった。←メモしとけ!
だもんで、卵焼きに入れてみた。
別に、悪くはない。
ちくわ天は、先日の余り。
温めがてら軽く焼いて、めんつゆタラッと。
作ったモノ詰めて行ったら、何だか茶色。
だもんで、最後の空地にマカサラとミニトマトを詰めた。
・・・・・今日の本・・・・・
◆僕らのごはんは明日で待ってる
瀬尾 まいこ(せお・まいこ)
暗くてずっと前から嫌われ者だったらしい主人公の葉山君と、そんな俺に、最近なんだかんだと言ってくる上村さんの話。
俺こと主人公の葉山君は、高校生。
数年前にお兄さんを亡くしてから、何事にもやる気がなく、周囲とのコミュニケーションもシャットアウト。
お兄さんが亡くなるまでは、努力をすればした分、物事はいい方向に動くに違いないと、何事にも全力を尽くそうと頑張っていたけど、そんな事は全く無意味で、望みが叶うはずもなく、それをきっかけに沈み込んで無気力になってしまった。
そんな俺に対して、体育祭の練習をきっかけに、何かと言ってくる上村さん。
周囲に無関心で、休み時間は『死んだ人の出てくる話』(by上村)ばっか読んでる俺に、あっけらかんと、意外にきつい言葉で突っ込みを入れてくる上村さん。
そんな言葉を掛けて来る人は今までいなかったので、何で? 何でこんなに突っ込まれなきゃないの?俺、と戸惑う主人公。
二人の会話が面白い。
周囲や物事に関心がない主人公は、クラスでインフルエンザが流行ってることに気付かず、4日も休んでる上村さんを気にして、家に行ってみる。
と、学級閉鎖になりそうな勢いに気付いて無い葉山君の無関心振りに、すかさず突っ込む上村さん。
それを受けて、「寒いから欠席が多いのかと思ってた」と、葉山君。
そこに、「だだっこじゃないんだから、高校生が」と、更に突っ込む上村さん。
そんな感じで、コミュニケーション下手の主人公が、自分の気持ちや色んな事柄を、下手ながらがんばって説明するんだけど、それに対して上村さんがバッサリって感じで返すやり取りが、面白くて楽しくて微笑ましい。
主人公は、何とか判り易く伝えようと色々と例えたりするんだけど、それを上村さんはそのまま受けとって直球で返してくるから、たじたじとなってしまう。
そんな二人が、高校、大学、社会人と成長して行く過程で、別れがあったり、新しい出会いがあったりしながら、話は進む。