2013年10月3日木曜日
3日 鶏つくねバーグ弁当
・・・・・今日のお弁当・・・・・
◆鶏つくねバーグ ラタトゥイユとともに
◆卵焼き
◆ポテサラとペッパーポークハム
◆ミニトマト
◆発芽米入りご飯
作り置きしてあった鶏つくねバーグの上に、これまた作り置きしてあったラタトゥイユを乗っけ、一緒に温め。
たのはいいんだけど、ラタトゥイユをソース代わりに食べるには、ちょっと味が薄かったかもねー。
卵焼きの中身は、ねぎとチーズ。
ポテサラも作り置きで、昨夜きゅうりを
追加。
ってことは、今朝作ったのは卵焼きだけか。
ほー、簡単弁当だった。
・・・・・今日の本・・・・・
◆リカ
◆リターン
五十嵐 貴久(いがらし・たかひさ)
お気に入りの作家さん。
「リカ」は、2001年の「第二回 ホラーサスペンス大賞」で大賞受賞した、デビュー作。
「リターン」は最近の作品で、こっちを先に読んでて、少し読んでいったところ、昔の事件がらみの殺人事件が発生して、その時の犯人の名前が「リカ」で、デビュー作が「リカ」だったしこれは読んでなかったんで、こちらも読むことに。
実は、「リターン」の後ろに「リカ」の紹介が出ていたんだけど、それをみた時点ではまだ本文読み始めてなかったこともあって、それがデビュー作だっていうことも、「リターン」に関連してるって事も気付いてなくって、本文読み進めていくうちに
10年前の事件で犯人として「リカ」という名前が出て来て、著者紹介読んだらデビュー作ってなってたんで、こりゃー読まなきゃーと思って。
デビュー作の「リカ」を読むと、リカは一度は捕まったものの逃げ出し、被害者の元へ戻っ来たことを匂わすような終わり方になってて、今作の「リターン」はその10年後って言う設定。
今作が発行されたのもデビュー作のちょうど10年後だからってことかなー。
話は、かなり大雑把にいうと、ストーカー話なんだよねー。
「リカ」の方で、妻子もちのサラリーマンが友人にそそのかされて、出会い系のサイトにハマって、そこで知り合った女がストーカー化して、ひどい目に会うという。
最初は普通にメールしあうって感じだったのが、盛り上がってくるうちにだんだんと女の異常な部分が発揮されて、それが怖くなった男が、友人の探偵に相談するも、調査中に殺され、刑事が動きだすが、その間にもリカの行動はどんどんエスカレートしていき、家族までも巻き添えになる。
割りと早い段階でリカの異常性は表面化して、そこからエスカレートして行くリカと、その被害にあってダメージが大きくなって行く被害者の様子が延々続き、実際にリカが被害者の前に姿を現して対決するのは、かなり後半。
リカの異常性と被害者の恐怖を描いてるんだけど、ちょっとその場面が長すぎて、飽きるとまでは言わないまでも、お腹膨れるかなー。
そして、その10年後に、スーツケースに詰められた死体が発見され、事件に。
その特徴から、10年まえ「リカ」の事件で連れ去られたあの被害者だと判明。
要するに、10年前、逃げ出したリカはすぐさま被害者の元に戻り、さらって逃げたってことになってる。
その後警察が手を尽くして捜査したものの行方は知れず、そのまま10年経過した。
そして、今回の事件となる。
犯人はリカなんだけど、なかなか見つけられないまま捜査が続くうち、捜査員の一人が殺される。
犯人はリカ。
だけど、今回もリカはなかなか現れず、実際に現れての対決は、かなり後半。
その間、やっぱちょっとー。
で、今度はきちんと終わったのか?