2013年10月2日水曜日

2日  イナダの竜田揚げ弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆イナダの竜田揚げ
       ◆卵焼き
       ◆ほうれん草のごまおかか和え
       ◆かぶの浅漬け
       ◆ミニトマト
       ◆発芽米入り炊き込みご飯

昨夜食べ残したイナダを生姜にんにく醤油に漬けて置き、今朝唐揚げに。
かつおは毎度お馴染みだけど、イナダもイケる。

卵焼きの中身考えてたら、ちょびーっと残ったスモークサーモンあったんで、それにピーマンとチーズを合わせて。
だけど、出来上がり食べてみたら、結構塩気が効いてるなー。

そして、涼しさも本格的になってきたんで、炊き込みご飯。
暑い時期の混ぜご飯は、危ないからね。
いつものとり釜めしの素にいつもの舞茸と、今日はグリンピースも追加。








・・・・・今日の本・・・・・

◆何者(なにもの)
   朝井 りょう(あさい・りょう)

題名にお弁当と読書日記としておきながら、ここんとこあんまり読書書いてない。
まあ、自分のブログだし、私の勝手ってことで、たいして気にはしてないけど。
で、久々の本ですが、

この作品は、直木賞受賞作だったのねー。
受賞当時はテレビとかで流れたから判ってたけど、過ぎたらコロッと忘れてて、これ読む前に著者紹介何となくみたら出てたからー、思いだしたよ。
久々の若い人だよねー。
それに、早いよねー。
デビュー2009年だもん。
あれよあれよって感じだなー。

さてこの作品、読んだの先月の中頃でー、いまいち内容忘れた感あるんだけど、もう一度パラパラ読み返してっと。
すぐ書きゃいいにのにさー、ついつい面倒臭くなって。

今まであまり深刻に躓くことはなかった若者たちが、なかなか上手く行かない就活に直面することで、起きる色んな事。

就活をきっかけに、自分自身のことを見つめ直さざるを得ない状況になり、これから自分はどんな風に生きていくのかとか、どうしたいのかとか、どうするのが正解なのかとか、グルグル悩んだり、その挙句、友人と比較して優越感に浸ったり、落ち込んだり、自分を正当化したり、色々。

メールやツイッターやフェイスブックで、なんでもないようなことを手軽に気軽な言葉でやり取りするようになったからこそ、本当に大切なことや伝えたい事が伝えられなくなって行く、と感じている主人公。

もう一つのアカウントで、友人たちを観察して分析することで、自分が別の次元に立っている優越感に浸り、内定が取れない自分を受け入れられない主人公。
自分はまだ本気だしてないだけ、ってやつ?

難航する就活とか、フェイスブックやメールやツイッターとか、今を象徴する物事からのー、いつの時代も悩んだり躓いたりぶつかり合ったりしながら成長する、若者たちです。