2014年6月18日水曜日

18日 ウインナケチャップ炒め弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆ウインナとピーマンのケチャップ炒め
       ◆卵焼き
       ◆茄子のあぶら味噌
       ◆ブロッコリーのハム巻き
       ◆ご飯

珍しく米をすばやく購入したんで、パン弁当は一日だけでした。

ケチャップ炒めは、ちょっとピリ辛にしようと思ってタバスコ振ったけど、どうだろ。
卵焼きの中身は、枝豆とチーズ。
ところでこの米、近所のスーパーで、同じ銘柄同じ柄のパッケージが、
5キロは約1500円で、10キロは約4000円。
んー?って思ってよーく見たけど、間違いない。
いいの? 値段これで。








・・・・・今日の本・・・・・

◆神去りなあなあ日常
◆神去りなあなあ夜話
   三浦 しをん


映画になったからって訳じゃーないんだけどもー。
それがきっかけではあるかなー。
この方の作品は好きで、だいたい読んでるんだけどー、この作品は、題名と表紙の雰囲気見て、さらにちょっとパラパラ見た結果、ちょっと苦手ジャンルを感じてしまい、スルー。
二冊目が出た時も、同じようにスルー。

で、映画の広告見た時、題名は違ってたけど、
これだって判ったけど、まだスルー。
その後、この作品の解説読む機会があって、
それ読んで、「あれ?これはもしかしたら、思ってたのとはちょっと違うのかもー。」ってちょっと興味が。
だから、映画になってなけりゃー、まだまだ読んでなかったかもー。


でこの作品、青春成長ものなんだねー。
で、主人公が、妄想上の読者に向けて、一年間に起きた事を書いた、って設定で。

高校卒業後はなんとなくフリーターでもー、とかお気楽な気持ちでいたら、担任が勝手に就職先を見つけて来て、卒業式終了後帰宅そうそうに、餞別の三万円とともに、家を叩き出された、主人公。
私物はすでに神去り村に送ったと。
抵抗虚しく、聞いた事もない「神去り村」に、メモを頼りに向かう。

名古屋で新幹線から近鉄に乗り換え、松阪からローカル線に揺られて、山の奥へ奥へと。
途中で携帯は圏外になり、乗客は降りて行き、山はどんどん迫って来て、暗くなる頃降りるべき終点に到着。
無人の駅前で突っ立ってたら、軽トラで迎えがやって来て、さらに山の思いを目指し、一時間ほど走り、集会場のような建物に到着。

そこは森林組合の事務所で、そこで二十日間の研修を受けた後、軽トラで、沢沿いを更に上流へ連れていかれ、ヨキの家に居候することに。

どこで何をするのか、何の説明もされないまま来て、流石にその時には林業だとは気づいたけども、何の興味もなく、逃げ出すチャンスをうかがっていた主人公。

一度脱走をしたものの失敗し、少しずつ山の仕事や生活になじんでいき、意識も変わっていく。

普段触れる事のない、林業とか、山深い村の暮らしとかって、こんなんなのかなーって、ちょっとだけど垣間見たような感じ。
読んでる時だけ、自分もその場にいたような。

で、いいのは話だけじゃーなくって、言い廻しが面白いんだなー。
あまりのドキドキ状態を表現した場面で、胸からバネ仕掛けの鳩がニ、三羽飛び出るとか、頭が混乱して訳わかんない状態になった場面で、ドラえもーん、翻訳コンニャクをちょうだい!だったり、他多数。
そういう場面に遭遇すると、つい笑っちゃうと同時に、ちょっと悔しい。
そういう言葉使いや言い廻しを発想できる事に、ちょっと嫉妬。

余談ですが、主人公の兄貴分的な存在の「ヨキ」って男。
良いにつけ悪いにつけ、主人公に大きな影響を与える存在。
それが、映画では多分「伊藤英明」。
今、映画のホームページで確認したら、やっぱアタリ。
読んでる途中で、
映画の広告の中にいた「伊藤英明」浮かんで、あれは「ヨキ」だって思った。
そこから、ずっとヨキは伊藤英明。
ピッタリ過ぎ。