2010年11月11日木曜日

11日   牛ごぼう弁当


・・・・・今日のお弁当

◆牛肉とごぼうの炒め煮  作り置きの牛肉のしぐれ煮とごぼうを炒め煮
◆野菜とチョリソーのソテー  黄パプリカ・ブロッコリー
◆卵焼き  ブロッコリー・チーズ入り
◆プチトマト
◆雑穀飯



・・・・・今日の本

◆さくらの丘で
  小路 幸也(しょうじ・ゆきや)

おばあちゃんが亡くなって、さくらの丘とそこに建つ西洋館を相続した。
それはおばあちゃんと二人の友人の共通の持ち物になっていて、それぞれの孫に引き継がれた。
引き継いだものの、詳しい事が解らないので、知っていそうな関係者を探し、調べる事に。
おばあちゃんたちの当時の話と、調べを進めて行く現在の話が交互に出てくる。
戦争中の話だけど、直接被害があった場所では無かった所為もあり、大体に置いて生活はそれほど悲惨な事も無く過ごす様子が描かれている。
しかし、後半は戦争の為に悲しい道を選ばずに居られなかった事件が現在と繋がっていて、何故孫である自分たちに引き継がれる事になったのかが明らかになる。
それにしても、調べた結果解った事は衝撃的に悲しい事実で、「時が全てを風化させてしまうまで」というフレーズが印象的。