2011年1月24日月曜日
24日 鮭のねぎ味噌焼き弁当
・・・・・今日のお弁当
◆鮭のねぎ味噌焼き 甘塩の鮭にねぎ味噌をトッピング
◆野菜炒め スナップえんどう・赤黄パプリカ
◆卵焼き ほうれん草・チーズ入り
◆にんじんのきんぴら
◆ちくわチーズ
◆雑穀飯
・・・・・今日の本
◆オルゴオル
朱川 湊人(しゅかわ・みなと)
小学5年生のハヤトが、知り合いのおじいさんに頼まれたオルゴールを鹿児島まで届けに行く話。
知り合いったって親戚な訳じゃなく、何となく顔見知りなだけだし、届けるったってちゃんと住所とかが解ってる訳じゃないし、なんてったって鹿児島だし、お金に目が眩んで引き受けちゃったけどどうしようって感じ。
でも、交通費として貰ったそのお金は早々とゲームを買うのに使っちゃったし。
それを相談しようと、離れて暮らす父親の所に行ったんだけど女の人と暮らしていて、何だかんだちょっとあったけど、結局同じアパートに住んでいて仲良くしてるサエさんと、鹿児島に行く事になる。
このサエさんとハヤトの道中のやり取りが、良い感じ。
とっても大事な事を、さらりとかろやかに採り上げて、はなしている。
途中、サエさんの希望で広島の原爆ドームに立ち寄るんだけど、ここでの会話が印象的というか同感。
それじゃー見て廻ろうとした時、サエさんは別れてお互い一人で見ようと言う。
「大事な所に行く時は、一人の方が良い。誰かといるとどうしても気が散ったり、相手に気を使ったりして、感じ方も中途半端になる」
「一人でじっくり見て、感じた事を後で話そう」って。
その後も、見たり聞いたりして感じた悲しい事や驚いた事を茶化さず聞いてくれるのが、本当の友達だと言っている。
その他にも要所要所でなるほどと思う事が沢山あり、だからと言って深刻になったりせず、明るいのがまたいい。