2011年9月11日日曜日

かつおの竜田揚げ弁当


・・・・・今日のお弁当

◆かつおの竜田揚げ
◆にんじんの炒めナムル
◆卵焼き
◆かぼちゃのシナモン煮
◆きゅうりの漬物
◆雑穀飯と梅干し


今日のメインのかつおの竜田揚げ
昨夜の夕食に登場した刺身をにんにくしょうが醤油に漬けて置いて、今朝揚げた。
お隣は、にんじんの炒めナムル
ごま油で炒め、塩・こしょう・すりごまで味付け。


今日の卵焼きは、細ねぎ大量としらす入り。
隣はかぼちゃのシナモン煮。
本に載っていた、いつもと違う味付けにチャレンジ!
煮汁にシナモン入れて、レーズンと一緒にグツグツ。
レーズンの甘みとシナモンの香りが、好い感じ





・・・・・今日の本

◆てふてふ荘へようこそ
  乾 ルカ(いぬい・るか)

比較的ミステリー関係の話が多いけど、今回の作品は楽しい。
幽霊が絡むけどね。
最寄のバス停から徒歩10分でちょっと寂しい場所だけど、間取り2Kで敷金・礼金・管理費なしで家賃月一万三千円と格安な「てふてふ荘」。
外見はボロいけど、中は掃除が行き届きとても清潔。
幸い空き部屋があったんだけど、いきなり3枚の写真を見せられて、選べと。
訳判らずも1枚選ぶと、1号室に決定。
家賃は安いし、管理は行き届いているし、夏場なのに涼しいし、日当たりはいいしと予想以上の好条件に即契約、週末にはてふてふ荘の住人になった。
だけど、安いものにはそれなりの理由があって、てふてふ荘は各部屋に一人自縛霊が住みついているのです。
何も知らずに朝起きてそれに遭遇し、びっくり仰天し、管理人訴えたところ、詳しい説明が。
出て行きたいのはやまやまだけど、お金もないし保証人もいないので、仕方なく留まる事に。
ボロくて安い部屋に住んでるだけにどの部屋の住人も訳ありで、自分の部屋の自縛霊との関係も色々。
友好的な関係を築いている人もいれば、何かと言えば口げんかしてる人もいるし、短期だったけど自縛霊が見えない人も居た。
自縛霊もいつまでも住みついている訳ではなく、部屋の住人と心が通い合い、普通の人間だと思って触れてもらえると、部屋の呪縛から解き放たれ成仏できる。
そうして、各部屋の自縛霊がだんだんといなくなっていく。
管理人さんも幽霊だったわけだけども、これは結構早い段階で気がついた。
契約書の注意書きに関する話の所で、もしかして?って思った。
だって、普通の人間じゃそんな仕掛け作れないでしょー。
どの部屋にもどの人にも、ちょっと悲しいというかちょっと悲惨なエピソードがあるんだけど、何故か読み終わってみると全体的に楽しい話だったなーって印象が残った。