・・・・・今日のお弁当・・・・・
◆ケチャップ炒め
◆卵焼き
◆シュウマイ
◆ブロッコリーのごまおかか和え
◆雑穀飯
写真に撮って見ると、今日のお弁当は何だかジミーで、寂しい感じにみえる。
ケチャップ炒めは、チョリソーとピーマンをケチャップとウスターソースで味付け。
卵焼きの中身は、しめじと小松菜の煮浸し。
まあ、卵とじといってもいいかも。
ブロッコリーは、たまには違う味付けをと思い、すりごまとおかかをめんつゆで和えたもので和えてみました。
・・・・・今日の本
◆白椿はなぜ散った(しろつばきはなぜちった)
岸田 るり子(きしだ・るりこ)
結構好きな著者で、作品は殆ど読んでる。
だいたいいつも、ちょっと怖い空気が漂ってる感じのミステリーで、それが良い所なんだけど、今回の作品は、全体の3分の1に当たる第1章では、それらしき気配が無い。
第1章は、主人公の幼稚園から大学生生活までが描かれていて、幼稚園でみんなからちょっと浮いた感じのハーフの女の万里枝と仲良くなり、好きになり、成長するに従って少しずつ関わり方は変わっていくけど気持ちは変わらず、大学まで同じ大学に行き、同じサークルに入った。
そこまでの色んなエピソードなんかが詳しく語られて、事件は起きない。
第2章はその十年後に飛び、大学のサークルの仲間たちはそれぞれ自分の道を進んでいる。
万里枝は亡くなっている。
サークル時代に書かれた「沙羅を愛した僧侶」という作品を巡って、殺人事件が起きる。
真相を究明する為に、当時のサークルメンバーを刑事が尋ねて歩くっわけだけども、それによりメンバーのその後が明らかになって行く。
その後意外な人が犯人として逮捕され、殺人事件は解決。
最後に、十年前に自殺した万里枝がその直前に書いた手紙が開かされ、自殺の悲しい原因が初めてあきらかになる。
それを読んで、自分の歪んだ思い込みが招いた悲劇を知り、主人公のタカはこれからどうなってしまうんだろう。