2011年12月23日金曜日

23日   ノープラン弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆さんまの竜田揚げ
       ◆ブロッコリーのソテー
       ◆ポテサラとミニトマト
       ◆きのこの煮物
       ◆にんじんしりしり
       ◆雑穀飯

今日はお弁当作る前になーんにも考えて無くって、作り始めるまで暫くぼーっと考えてたから、完成がいつもより遅かったなー。
さんまの竜田揚げは、実は先日と同じ物。
味付けしたさんまを唐揚げしたから、よーく考えたら竜田揚げだなーって思って。

ポテサラは昨夜の取り置き。
きのこの煮物は作り置きで、しめじとひらたけをめんつゆで汁気が無くなるまで煮付けたもの。
それにいりごまをパラパラ。







・・・・・今年も終わり・・・・・

着々と冬は進んで、今年ももうちょっとで終わり。
少し前は平年より気温が高めな日が続いてたのに、一転してここの所平年より低い気温が続いている。
今朝の天気予報では、真冬並みの気温って言ってた。
平年並みでは無いのね。
しかし真冬並みって、12月も終わりな今はまだ真冬じゃないの?
やっぱ真冬ってのは1月2月って事なの?

部屋の中から窓の外を見てると、ベランダには洗濯物が干してあって、その向こうには晴れた空と緑の木たちが見えて、一瞬、夏か冬かどっち?って思える。

天気が悪くってどんよりした日があると、日本海側の雪深い地方はこんな感じの日が何日も続くのねーと想像して、一層どんよりした気分になったり。

夏にしろ冬にしろ極端なのは苦手だわー。
暑過ぎたり寒すぎたり。
過ぎたるは猶及ばざるが如しって言うし。







・・・・・今日の本

◆オーダーメイド殺人クラブ
  辻村 深月(つじむら・みづき)

これは中二のホンの一時期の出来事であって、その後そんな出来事など無かったかのように日常が続いていく。
その後何年も経って、大学入学の上京の為の引越し準備をしてるときにその男子が、当時の計画ノートを返しにやってきた。
そのときのやり取りが一番印象的。
その場面の為に、いままでの話があったんじゃないかって位。

主人公は中学2年生の「アン」。
母親が「赤毛のアン」の大ファンで、そこから取った名前。
日本人なのに「アン」って、と自分の名前に違和感大だし、そういう母親の趣味や優しげな態度についイラついてしまう。
仲の良い友達が二人いるけど、バランス的に3人がよくないのか、無自覚に発した言葉により2対1になってしまう事が。
そして誰にも秘密にしているが、死に対してとても興味があり、同年代の犯罪や遭難事故墜落事故なんかの新聞記事をひそかにスクラップしている。
死体にも興味があり、町で一番大きい本屋に行ってそういう写真集を見てはうっとりしている。

あるきっかけから、誰にも秘密にしてたその嗜好を隣の席の男子に打ち明け、自分を殺してほしいと言う願望に同意してくれた事で、その計画を二人で建て始める。

学校では友人たちや教師とちょっとしたぶつかり合いがあったり、家では母親とギクシャクしたり、そんな中で学校では全く接点の無い二人が、下校後や休日を利用して少しづつ計画を建てて行く。
まあ早い話、実際決行はされなかったんだけど、その当日の話も印象的。

友人関係だったり、親との関係だったり、異性関係だったり、先生との関わりだったり、部活のことだったりと、色んな所に悩みの種が落ちていて、気持ちが不安定になりがちな一時期の出来事。