2012年2月13日月曜日

13日   いな照り弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆いなだとれんこんの照り焼き
       ◆卵焼き
       ◆にんじんのきんぴら
       ◆おじゃがのバターしょうゆ炒め煮
       ◆雑穀飯


昨夜の刺身の切れっ端とれんこんを、照り焼きで。
ブリだとブリ照り。
いなだなので、いな照り。




卵焼きの中身は、菜の花茎・チョリソー・チーズ。
にんじんは、炒めてめんつゆで味付け。

おじゃがは、にんにくと一緒にバターでしばらく炒めてから、水としょうゆと砂糖を加えてからめ煮。








・・・・・まだ 草津・・・・・

って事で、雪ダルマ。大きさ手のひら大。
ちょっと堅めの雪の上にサラサラ雪が積もった状態で、なかなか上手く丸く固まってくれない雪で無理やり作ったから、ちょっといびつ。
目に丁度良い○が見つからなくって枝を使ったから、ムッとした感じになってます。
雪と見るととりあえず雪ダルマ作るのは、ほとんど雪の無い場所に住んでるからなんだろうなー。
スキー場があるくらい雪が積もる所では、そんなの作ってるどころじゃないよねー。


空が青いねー。
青が濃いーねー。
二日目は天気が良くって、風も無かったから暖かくって、散歩には最適。
結果、一日目は1万3千歩強、二日目は1万9千歩強歩いてました。








・・・・・今日の本・・・・・

◆女神のタクト
  塩田 武士(しおた・たけし)

初めて読む人なんだけど、著者紹介によると2010年に『盤上のアルファ』という作品で第五回小説現代長編新人賞を受賞して、デビューしたらしい。
なかなか話題になったらしいんだけど、プロを目指す将棋指しの話らしいんだよねー。
ちょーっと将棋ばなし興味ないんだよねー。
将棋全く解らないし。

って事でそっちは読んで無いし、読む気もないんだけど、今回の作品は音楽物。
まずは表紙の装画に引かれて、楽器が描かれてるから音楽に関係してるかなって思って、それと一緒に笑顔で走ってる女性が描かれてるから、元気良い感じの話かなって思って。

オーケストラの指揮者と、スタッフ女性の話かな。
人気があったのにあることがきっかけでスランプに陥り、指揮者を辞めてしまった男を、何とかまた復帰させようと奮闘する女。

「職」と「男」を同時に無くして谷底状態の主人公が、海岸で変な爺さんと知り合い意気投合。
その爺さんの願いを聞く形で指揮者の男に係わる事になり、何だかんだで自分もそのオーケストラのスタッフとして働く事になる。

そのオーケストラの事務局長の別府が、良い味出してる。
背が低くて、サイズの合ってないねずみ色のスーツに、キメの細かいパンチパーマ。
いつも仁丹食べてる。
常に自分の都合の良いように解釈し、都合が悪い事は無かったことにする。

そのオーケストラっていうのが実は爺さんがスポンサーになっているんだけど、これがまた職員の持ち逃げによる資金不足からにっちもさっちも行かなくなっていて、有名な指揮者を迎えることで建て直しを図ろうっていう魂胆。
半分騙すようにして無理やり連れてこられた指揮恐怖症の男は、話を聞かない別府によって更に無理やり指揮者として迎えられてしまう。

そこから色々あるわけだ。
建てなおすには収入が必要だし、それにはコンサートを開かなきゃならないし、だけど資金が無いから安い会場を探さなきゃならないし。
会場が見つかったら見つかったで、安く挙げるには条件が付いてるし。
そもそも指揮恐怖症で指揮をやりたくない男に、指揮をさせなきゃならないし。

まあ、最後にはなるようになったってとこだけど。
そして最後の最後に、ちょっと仕掛けがあって、私としては「そんなことあるかいな」って感じだけどねー。