・・・・・今日のお弁当・・・・・
◆野菜のベーコン巻き
◆卵焼き
◆ひじきの炒め煮
◆ちくわチーズ
◆雑穀飯
ブロッコリーとにんじんをベーコンでぐるぐる巻き。
しゃぶしゃぶ状の超薄のベーコンで。
卵焼きの中身は、にんじんとほうれん草。
にんじんと高野豆腐としめじ入り。
今気付いたけど(って遅いわっ!)、今日のおかずは全体的ににんじん絡みやなー。
・・・・・今日の本・・・・・
◆真夜中の探偵(まよなかのたんてい)
有栖川 有栖(ありすがわ・ありす)
「有栖川有栖」久しぶりー。
昔は結構集中して積極的に読んだけど、最近めっきり語無沙汰。
たまーに新作(私にとっての)にめぐり合った時に、読んでます。
今回の作品は、今まで読んだ作品と何だかちょっと空気が違う。
と、私は思ったんだけど、どうなの?
主人公は、空閑純(そらしず・じゅん)17歳。
父親は囚われて拘留中、母親は行方不明。
学校にも通わず、一人暮らし。
そして舞台設定がちょっと独特(と、私は思う)。
まとめて詳しい解説が出て来ないから、話の中から読み取るとか想像するとかしかなくって、イマイチあやふやで解ってない事も一杯。
時代は「平世二十二年」となってるけど、現代なのか未来なのか(まずこれが解らない)。
北海道が「日の本共和国」と言う名前の社会主義国として独立した国になってて、その他が「日本」となってる。
そして、「日の本共和国」と「日本」は敵対してるらしく、「日の本共和国」の攻撃に備えて月に一度防空訓練がある。
主人公は、その「日本」に住んでいる。
父親と母親の仕事は「探偵」。
だけど、現在この国では警察以外の者が探偵行為をすることは、国家の秩序を脅かすされ固く禁じられていて、そのため父親は逮捕された。
母親は、四年前に探偵の仕事で地方に出かけたまま、行方が判らなくなっている。
話の中で主人公と、行方不明中の母親がニアミスかー?って思う場面があるけど、どうもそうじゃないらしい。
最初の方にその場面が出てくるけど、最後の方で違うことが解る。
話のメインは、密室かと思われる殺人の、主人公による謎解き。
なんだろうけど、そっちの方はどうもひらめき過ぎ感とトリックの内容にイマイチ想像し切れないもやもや感があって、読後に残らない。
それよりも、設定のはっきり解らない度やこれからどうなるの感の方が大きくて、気になる。
本の最後のページの広告によると、この作品関係の本がすでに発売中で、内容は主人公である探偵・ソラの誕生前夜となってるから、そっちを読めば今までの事がもっと詳しく解るのかな?。
読めたらいいな。
そして、今作の次も春刊行予定となってるから、すでに出たのかそろそろ出るのか、どちらにしてもなるべく早く出会いたい。