2012年5月9日水曜日
9日 いな照り弁当
・・・・・今日のお弁当・・・・・
◆いなだの照り焼き
◆卵焼き
◆野菜炒め
◆ふきの煮物
◆ごぼう入りさつま揚げ
◆わかめご飯
昨夜のいなだの刺身の切れっ端で、いな照り。
ぶりの照り焼きはブリ照り、いなだの照り焼きはいな照り。
卵焼きの中身は、グリンピース・魚肉ソーセージ・チーズ。
野菜炒めは、スナップえんどうとパプリカ。
場所が余ったので、さつま揚げ。
ご飯は、相変わらず雑穀切らしてるので、混ぜ込みわかめ。
・・・・・今日の本・・・・・
◆銀色の絆(ぎんいろのきずな)
雫井 脩介(しずくい・しゅうすけ)
フィギュアスケートをやってる少女と母親の話。
題名になってる絆ってのは、親子の絆だったり師弟の絆だったり友人の絆だったりするけど、メインは親子の絆かなー。
そして、一見フィギュアスケートを通して成長して行く少女の話だけど、実はそれを支える母親の成長の話でもある。
フィギュアスケートをやってるって言っても色んなレベルがあると思うけど、ここでは全日本の大会や海外の大会に出場して上位の成績を出すようなレベルの選手の話。
大学生になって、新しく出来た友人に、フィギュアスケート一色だった中学高校時代の話をしてる設定で、時々その友人との会話が挟みこまれる。
色々あって結局高校でスケートは辞めた訳だけども、現在の少し離れた立場で改めて思い返す事で、当時は夢中で良く解ってなかった事や自分なりにこうだと思ってた事が、別の角度からも考えられる様になってる。
それにしてもまあ何のスポーツでもそうなのかもしれないけど、オリンピックを目指すような子たちは、ある程度のレベルに達するまでの周囲(主に親)の負担は、かなり重いものがあるね。
この親子は、両親が離婚したけど父親が会社を経営しているため養育費には結構余裕があり、フィギュアにお金を掛ける事が出来たけど、その後会社が倒産してしまい養育費が貰えなくなるとフィギュアを続けて行く事が難しくなる。
コーチの費用や練習場の費用、振り付けを頼むとその費用、衣装代や、大会に出るとなるとその遠征費も掛かる。
有名な人に振り付けを頼むと百万単位のお金が掛かるらしい。
オリンピックとかの強化選手に選ばれたりすれば、協会とかから費用が出るからまた違ってくるけど、そのためには色んな大会で実績を挙げないことにはだめな訳で、そこまでにかなりの費用が掛かるらしい。
そしてオリンピックに出るような選手になれば、大学なんかでも学費免除とかあるらしいけど、そのレベルを維持してないとだめだし。
大変だーねー。親が。
これは、フィギュアスケートをやる娘を全身全霊で支えた母親の話だよー。
大変だったよー。