2012年5月28日月曜日

28日  ラタトゥイユハンバーグ弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

◆ラタトゥイユハンバーグ
◆卵焼き
◆野菜炒め
◆にんじんのきんぴら
◆雑穀飯


作り置き冷凍してあったひじき入りハンバーグと、作り置き冷蔵してあったラタトゥイユをドッキング。
ハンバーグを解凍して、ラタトゥイユ・ケチャップ・ウスターソースと一緒にフライパンで温めながら煮て、完成。

卵焼きの中身は、かにかま・細ねぎみじん・チーズ。
野菜炒めは、ブロッコリーとスナップえんどう。
きんぴらは、にんじんをめんつゆで炒め煮し、仕上げに七味といりゴマをパラパラ。






・・・・・今日の本・・・・・

◆黒揚羽の夏(くろあげはのなつ)
倉数 茂(くらかず・しげる)

離婚協議中の両親の都合で、夏休みを祖父の家で過ごす事になった千秋(中二)、美和(小五)、颯太(小二)。
母親との折り合いが悪いとの事で、今まで殆ど行き来の無かった祖父の家に世話になるという事で、それぞれが何となく不安を抱えながら、現地へ向かう所から話は始まっている。

そんな始まりだから、都会の子供たちと、ちょっと気難しげな田舎のおじいちゃんが、次第に心を通わすようになっていくひと夏。
って感じかと思うと、ちょっと違う。
初めの内はおじいちゃんとのやり取りもあるけど、殆どはそこで遭遇した不思議な出来事や、巻き込まれた事件の話。

千秋が川遊びの最中に水死体を発見した事から、そこで起こってる不可思議な事に気付き、そこで知り合った同年代の姉妹と一緒に調べ歩く。
危険な目に会いながらも調べていく内に、ばらばらだった事が段々と繋がってきて、真相にせまる。

解説で、『とてもよく練られたミステリとして、不思議で不気味な味わいを持つ幻想小説として、時空を超越するファンタジーとして、子供を主人公にしたジュブナイル物として、とくに感性の鋭いヤングアダルト向けの本として、ミステリでもヤングアダルトでもない文芸作品として、文句なく楽しめるエンタテイメントとして、後々まで読み継がれていく作品』と絶賛している。
まあ絶賛は置いとくとして、兎に角色んな要素が詰め込まれていて、どれにも当てはまるけど、どれにも当てはめられないって感じ。

そんなこともあってとか、途切れ途切れにちまちまと読み進めた事もあってか、途中いまいち話に付いて行けなくなった所もあって、一ヶ所そう言う所があると、事件の真相を追っている話でもあり、一応最後まで読み終わったものの、真相の背景にあるものがきちんと説明できないと言う、中途半端。

ちなみにこの作品、2010年に第1回ピュアフル小説賞「大賞」受賞だそうです。