・・・・・今日のお弁当・・・・・
◆春菊天
◆にんじんのきんぴら
◆卵焼き
◆ブロッコリーのソテー
◆混ぜ込みわかめ高菜ご飯
冷蔵庫の中で、ちょっとくたっとしちゃったけどさー。
卵焼きの中身は、細ねぎみじん大量とチーズ。
単品野菜の時は、ソテーって言いたくなる。
ソテーって言うと何だかおしゃれだけど、所謂ひとつの炒め物だよねー。
ご飯に混ぜたのは、混ぜ込み用のわかめ高菜。
先日使った混ぜ込みわかめとはメーカーが違うけど、味の方はどうなんだろ。
・・・・・今日の本・・・・・
◆衣更月家の一族(きさらぎけのいちぞく)
深木 章子(みき・あきこ)
平成8年に、軽井沢の衣更月家の別荘で、衣更月辰夫と若い女性の心中死体が発見された事件が、最初のプロローグに出てくる。
その後話は平成22年まで飛んで、「廣田家の殺人」、「楠原家の殺人」、「鷹尾家の殺人」と続く。
どの家でも殺人が起きてるけど、共通するらしき人物は出て来ないし、衣更月さんも出て来ない。
だけども、題名が「衣更月家の一族」なんだから、どこかで誰かが繋がってるはずだし、衣更月家にも関係してるはずと思いながら注意深く読んで行ったつもりだけど、判らない。
最終章がとうとう「衣更月家の一族」と、題名そのまま。
解決編ですな。
色んな人が出て来て、解決編を読んでいるだけではイマイチ関係性がピンとこないけど、途中に人物関係を判りやすく図式化した「衣更月家 人物相関図」が出てきたので、それを見たら、だんだん判ってきた。
事件の根っこには平成8年に心中死した衣更月辰夫がいて、その奔放な女性関係が今回の事件を生む土壌になっている。
要するに色んな所で女を作り、子供がいるって事。
そして相手の女性は離婚したり再婚したりしてるから、苗字が変わってるって事。
女性は結婚すると苗字が変わるから、元の苗字が判らない。
そこがみそですな。
後半に出てくる元刑事の探偵が、警察の見解とは違う、事件の真相を解き明かす訳だけども、中々細かいですなー。
言われてみればなるほどーだけど、言われなきゃ気が付かないって事がポロポロ。