2012年8月18日土曜日

17日  間に合わせ弁当  


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆チキンスティック
       ◆ピーマンソテー
       ◆にんじんと胡椒豚の炒め物
       ◆味付け卵
       ◆プチトマト
       ◆ご飯と梅干し

ここんとこの暑さで思考力鈍ってるので、お弁当のおかずはノープラン。
冷蔵庫覗いて、とりあえずあったものかき集めて、間に合わせ。
チキンスティックは市販品で、冷凍庫に眠っていたもの。
焼き直して、ついでにピーマンたちもソテー。
胡椒豚は、ペッパーポークでした。今思い出した。
先日買った、ワイルド装ってるけど大してワイルドじゃない「スギちゃん」の様なペッパーポーク。
にんじんと炒めて、イタリアンハーブミックスソルト(長いよ!)で味付け。
卵は、前日にゆで卵をめんつゆに漬けて置いたもの。








・・・・・今日の本・・・・・

◆終活ファッションショー(しゅうかつふぁっしょんしょう)
  安田 依央(やすだ・いお)
就職するための活動就活、結婚するための活動が婚活。
ならば、無事人生を終えるためにする準備作業は「終活」と名付けてもいいだろうって事で、「自分らしい人生の終わり方を考える活動」ってこと。

主人公の市絵は34歳、司法書士。
勤務していた事務所の上司とそりが合わず、成り行きで独立開業する事に。
だからといって独立資金は限りなくゼロに近く、借りれたのは築80年のあばら家。
行き止まりの袋小路で通行人は滅多に来ず、地元では「幽霊屋敷」と呼ばれてた。

誰もこないし、だからといって広告を出すには資金がいるしで、仕方ないから前の道路に机を出して座っていた。
たまたま近くのお地蔵さんの所にやって来たお年よりに声を掛け、悩み事解決の手助けをした事から老人たちが集まるようになり、老人たちの悩みを耳にすることに。

葬儀でのトラブルの悩みを聞いていた主人公が、突然ひらめいて「終活ファッションショウ」を企画。
突然の思いつきだったので初めは何のプランも無く、手探り状態の出発。
きっかけとなった悩みから、「お棺に入る時に着せてほしい服を発表する」ことをメインに、これからの事をもっと積極的に考えて行こうと言う事。

参加希望者は高校生から老人まで色々で、参加目的や動機も色々。
それをまとめなきゃならない主人公も、言い出しっぺではあるものの手探り状態で、試行錯誤の繰り返し。
個性的な登場人物たちと関わりあい、奔走するうちに、自分のこれからの人生については何の希望も持っておらず消極的だった主人公も、自分だけ何も考え無い訳にも行かなくなり、考えを巡らすようになる。

葬儀に対する考え方も色々で、どれが一番とは言えないもので、だからこそそこからトラブルに発展していく訳で、なかなか難しい。
先日読んだ「相田家のグッドバイ」の様に、亡くなった人の希望通りの葬儀が出来て、それに周囲が同意してくれるのが一番幸せなんだろうけど、その希望というのが、周囲に受け入れにくい事だと、なかなか難しいんだろうなー。
そういう事から言えば「相田家」の葬儀は、よく周囲が納得したものだと言える。