2012年12月20日木曜日

18日  鶏の卵とじ弁当  


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆鶏の卵とじ
       ◆かぶの皮の浅漬け
       ◆かぼちゃの煮物
       ◆ピーマンのおかか醤油
       ◆ちくわチーズ
       ◆雑穀飯


卵とじの鶏は、鶏唐。
ちょびっと残ってたんでね。
春菊としいたけと玉ねぎも一緒に。

かぶの皮、かぶの浅漬け作るときに剥いた皮。
勿体ないから、一緒に漬けちゃった。

ピーマンは、炒めて、めんつゆとかつぶし絡めただけで。

かぼちゃは冷凍そのままで、白くなってる。









・・・・・今日の本・・・・・

◆新月譚(しんげつたん)
   貫井 徳郎(ぬくい・とくろう)

主人公は、ベストセラー作家である咲良怜花(さくら・れいか) 57歳。
8年前に突然絶筆宣言をした。
いったい何があったのか。

木之内という男と出会い、作家となり、小説を書く意味を見失い筆を折るまでの28年間を語ったもの。

全編560ページのうち、約500ページがそれに割かれてる。

怜花は昔から、自分の容姿から性格まで全部に強いコンプレックスを抱いていた。
転職の面接で出会った木之内はカッコ良くって、いかにも女性にもてそうな容姿をしていた。

だけど木之内自身は、女性の容姿にはどちらかというと無頓着で、それよりも向上心や挑戦心を持つ女性に惹かれる。

怜花が自分を卑下した時、それに正面から反論し、更に強い調子で長所を褒めてくれたことで、彼女は急激に木之内に惹かれて行く。
その後付き合い始めるが、二股掛けられたり、友人に横取りされたり、別人になるほどの整形をしたり、小説家になったりと、色々あり、平穏な時は訪れることがない。

結局最後は、いつの間にか自分が木之内にとって一番じゃ無くなっていた事を悟り、書くことの意味がなくなり、書くことを止めた。