2013年2月1日金曜日
1日 焼き鳥弁当
・・・・・今日のお弁当・・・・・
◆焼き鳥
◆野菜とハムの卵炒め
◆切り干し大根の炒め煮
◆ほうれん草のゴマ和え
◆ごはんとふりかけ
作り置きの焼き鳥がまだあったんだねー、これが。
卵炒めは昨日と大して変わらない。
違うのは、ほうれん草も入れたトコかな。
きりぼしも作り置きだし。
ほうれん草も茹でてあったし。
ってことで、今日も大して作ってないなー。
・・・・・今日の本・・・・・
◆空より高く
重松 清(しげまつ・きよし)
青春モノかな。
ところで表紙の、お椀を背中合わせにくっつけたようなモノ。
これは、「ディアボロ」っていう名前で、コマの一種。
語源はギリシャ語の「放り投げるもの」。
別名「空中ゴマ」、もしくは「中国ゴマ」。
大道芸の人が、太鼓のバチみたいなのが付いた紐で、はじく様にしながら、だんだんたかーく飛ばすあれ。
お話は、来年で廃校になるっていう高校が舞台で、そこの男子3年生が主人公。
主人公は、何かに一生懸命打ち込むでもなく、何となくのらりくらり毎日を過ごしてる。
それがいいと思ってる訳ではないんだけど、だからといって積極的にどうにかしようというわけでもないし、どうすればいいのかも判らない。
学校は古くないんだけど、統廃合ってやつで。
入学した時から、何かに付けて「最後の」って言われ続けて、とうとう最後の夏休みが終わり、2学期の始業式から話は始まる。
事故った教師の代わりにやってきた臨時教師が、ちょっと熱血気味でウザかったり、思いもよらぬ女子から告白されたり、ピエロさんがやっていた「ディアボロ」に興味を持ち、何だかんだで友人たちと教えてもらうことになったり、すこしづつ変化が。
まあ、話は臨時教師が何かと昔の青春ドラマのセリフを引用したり、それを聞いて生徒たちは引き気味だったり、だけど実はピエロさんも同級生で、主人公たちにジャグリングを教えてくれる事になったり、主人公は女子に告白されたけど何とも思ってない女子だったから困惑気味だったり、それを周りの友人たちは盛り上げようとしたり、友人たちは友人たちで色々事件があったり、エトセトラエトセトラ。
で、そんなこんなでジャグリングも上手くなって行くし、気持ちに変化も出てくるし、女子との関係にも変化が出てくるし、色々と変化が。
と、そんなことより、臨時教師が、やりたい事が見つかってない「うだうだ組」に呼びかける場面で、
「青春はサバイバルだー。生きてれば勝ちで、死んだら負け。誰かと闘う必要なんてない。他人との間に勝ち負けなんてない。自分が生き残るか、死ぬか、どっちかだけだ。お前ら全員生き残れ!」
ってここ読んだ時、これってスピッツの「青春生き残りゲーム」じゃーんって思っちゃって。
勝手にちょっとテンション上がっちゃった。