2013年4月20日土曜日

20日  つくねの照り焼き弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆つくねの照り焼き
       ◆卵焼き
       ◆パプリカソテー
       ◆ピーマンとちくわのソテー
       ◆切り干し大根の炒め煮
       ◆ご飯

つくねは、料理本の冷凍レシピから。
鶏ひき肉にねぎとか調味料混ぜて作った種を平たくして、スジつけて冷凍して置き、使う時割って使う。
コレ便利なのは、解凍しないとこ。
使う分だけ割ってフライパンで裏表焼いて、合わせた調味料注いで蒸し焼きにして出来上がりっと。
平ったくしてあるから、焼いてる時点でだいぶ解凍されてきて、そのあと調味料で蒸し焼きにすることでしっかり火が通ると。 イイネー。

卵焼きの中身は、グリンピースとチーズ。










・・・・・今日の本・・・・・

◆ジェノサイド
   高野和明(たかの・かずあき)


これ出た当時かなり話題になったから、なっかなか出会えなかったけど、やっとこ。
忘れた頃にやってくるー、ってな感じで。

この方のデビュー作読んで気に入ったから、その後の作品も一応読んでたけど、私的にはデビュー作が一番だなー、なーんて思いながらねー。
そしてこの作品が出た当時、テレビで紹介していたのを見て、その時は「おー新作出たかー。早く読みたいけどなー」とか思ってるうちにどんどん話題になって、遠ざかって行ってしまったなー。
まあ、あせらず待って、運が良ければ読めるかなーって思ってたけど、なかなかその機会がやって来なくって。
そーんなにみんな読んでんのかなーとか思ったり、いつかは読めるサっとか思ったり。

さてー、ジェノサイドって何?って思って読んでたら、集団殺戮と出てきました。
アフリカの奥のピグミー族が住む森で、新種のウィルスが発見されて、外に漏れる前にそこに住むピグミー族もろとも殲滅しろと言う指令が出て、そのために集められた4人がチームとなって向かうわけなんだけど、指令はもうひとつあって、「見た事も無い生き物を見つけたら、即座に殺せ」というもの。
その二つ目の指令を聞いた4人は、「?」って感じだったけど、実際行って出会ってみたらビックリで、どうも新種のウィルスの根絶というのは表向きの理由で、新種の生き物の殺害が真の目的だったんじゃないかと気付く。

と、このピグミー族と新種の生き物の虐殺の話と同時に、もうひとつ話が進んでて、あちらは舞台がアフリカだけど、こちらは日本。
主人公は薬の研究をしてる大学院生。
父親が亡くなって数日後、父親から謎のメールが届く。
亡くなった父からのメールってことにも驚いたけど、内容がまたイマイチ何が言いたいのか判らず戸惑うけど、取り敢えずメールの内容に従って行動してみる。
その結果、「肺胞上皮細胞硬化症」という難病の薬を、ある期間内に開発しろという事で、そのための器具や場所が密かに用意されていた。

そんな器具や場所を用意されたからといって、難病の薬がすぐに出来上がるはずもなく、途方に暮れる主人公だけど、そこはそれ友達やそのつてで協力者を見つけ、とりあえずトライしはじめる。

アフリカでの4人のうちのひとりの子供がその難病に掛かってて、かなりヤバイ状態で、薬の開発期限ってのがそれに合わせた期限ってことなんだな。
まあ、そんなことは主人公は知らない訳で、知らないけど、日本の病院でその病気の少女を見た事で決心がついて、兎に角やれるところまではやってみるかって気持ちになるけど、だからといってそう簡単にはいかないよなー。

アメリカの大統領や国防総省なんかが出て来て、かなり壮大な話で、読み応えはある。
難病の薬がそんなに早く作れるのがちょっとって気もするけど、まあこの話ではそれをバックアップするソフトがあってのことでだし、そんなすごいソフトを開発できる頭脳ってのがこの物語のポイントでもあるしねー。

久々に作品が読めたからうれしかったし、読み応えもあったから、なおうれし。