2013年5月30日木曜日

30日  ポークチャップ弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆ポークチャップ
       ◆卵焼き
       ◆かぶの浅漬け
       ◆ご飯

ポークチャップって言うとなにげにおしゃれだけど、まあ所謂ひとつのケチャップ
炒めだね。
(レシピによると)ケチャップだけじゃなくってウスターソースも使うんだけど、無くって、中濃ソース使ったから、ちょっと甘めかもなー。
そして、ついでにパプリカ・ピーマン・しめじも一緒にね。

卵焼きの中身は、ブロッコリーとチーズ。

浅漬けは、まだあったんかいって感じで、大丈夫か?って思ったけど、食べてみたら全然大丈夫で。










・・・・・今日の本・・・・・

◆幸せの条件
   誉田 哲也(ほんだ・てつや)

この方は色んなジャンルの小説書く人で、青春ものとか刑事ものとか。
刑事ものの「ストロベリーナイト」はテレビや映画になったし。
剣道を題材にした青春モノも面白い。

今作は、何モノか?
成長モノっていうかなー。

何の興味も知識も無かった事をやらなきゃない状況になって、仕方なく取り組み始めたが、知るにつれて次第に興味が湧いてきて、ハマって行くって話。
と同時に内面も外面も変わって行くって話。

大学卒業して、理化学実験ガラス器機の専門メーカーに入社した主人公。
二年前、何とか就職したものの、自分の存在意義を見つけられずに、なーんかやる気が出ない毎日。

突然色んな事を思い付く社長の命令で、ある日、長野に出張を言い渡された。
期限は、任務を完遂するまで。

その任務ってーのは、社長がバイオエタノール精製装置を作ったから、休耕田を抱える農家を回って、材料となるコメを安く作付けしてくれるように頼んこいって事。

任務なんで仕方なく長野に行ったものの、営業の経験はないし、バイオエタノールに関する知識もないし、農家に関する知識もない。
社長の話では、現地の農協に知り合いがいて、協力してくれるってことで期待してたけど、どうも話が違う。
それでも何とか休耕田を抱える農家のリストをもらい、一軒一軒訪問してお願いしてみるが、全滅。

その日宿泊した宿で、ある農業法人を紹介され、ダメもとで行ってみる。
話は聞いてくれたものの、指摘されたことに何も答えられず、自分の勉強不足を痛感。
だけど、そこの社長の思いつきで、暫くそこで働く事に。

この辺までがさわりで、ここからそこで働く主人公の話が始まる。
農業について何も知らなかった主人公が、実際にそこで住み込みで働いて、変わって行く様子。

最初は、農業法人社長の思い付きから始まった農業修行だったけど、途中、あの東日本大震災だろう事態を経験したことで、少し考え方が変わり、本気で自分から農業に取り組む姿勢が出てくる。

「幸せの条件」なんで、本当の幸せとはなんぞやって事なんだけど、別に農業をやる事が一番の幸せって言ってる訳じゃないからね。