・・・・・今日のお弁当・・・・・
◆かつおの竜田揚げ
◆卵焼き
◆ほうれん草のごまおかか和え
◆アスパラとチョリソーのソテー
◆シュウマイ
◆ご飯
この竜田揚げは昨日のとは別物。
昨日切れっ端を買って、生姜にんにく醤油に漬けて置き、今朝揚げたモノ。
残りを食べて見たら、味があんま染みてなかったなー。
一晩漬けたのに。
卵焼きの中身は、細ねぎとチーズ。
シュウマイは、自然解凍OKの冷凍食品をそのまま。
自然解凍だと、ちょっとボソッとしてるんだけどねー。
・・・・・今日の本・・・・・
◆夜の底は柔らかな幻 上・下
恩田 陸(おんだ・りく)
それも上下巻で、うれしいー。
見掛けてはいたんだけど、なかなか出会えなくってねー。
この人の作品は、ファンタジー入ってるの多いから、油断してると迷路に入り込んじゃうんだけどー。
今回もねー、最初っから思いっきり入ってるし。
だけどねー、難解ではなかったから、何とかついていけたかなー。
この話、以前読んだ「夢違」と関連あるのかなー。
たまーに、繋がりがあるかもーって感じるような言葉や場所や人が、チラッと出て来る(気が)。
私が勝手に繋がりを感じてるだけなのかもしれないけど。
まあ、繋がりがあるとしても、細ーい繋がりで、話の内容に関係してはこないと思うけど。
この作品は、場所が「途鎖(とさ)」ってなってるけど、多分高知県の土佐だと思う。
川が多くって、独特の沈下橋が掛かってて。
さて、その「途鎖」に入るのにはビザが必要で、かなり厳しくとりしまられてる。
特に、「在色者」と呼ばれる人々がいて、「途鎖」への入国が厳しく制限されてる。
「在色者」とは? 個別に説明は出て来ないけど、話の内容から察するに、特別な力または能力を持った者らしい。
その力・能力のことは「イロ」と呼ばれて、人によって色々。
使い方ひとつで、凶器にもなる。
その「途鎖」の山奥に、テロリストとして指名手配されてる男が逃げ込んでるとの情報で、潜入捜査のためやってきた主人公。
その男は、在色者たちの独立を目指す先鋭的な組織に属していて、ある種の象徴のような存在になっている。
更にその男は、主人公の元夫で、主人公の潜入捜査というのは表向きで、本当の目的は別にある。
その本当の目的を果たすため潜入捜査の名目で山に入り、キケンなめに会いながらも、山奥を目指す。
その過程が、上巻の後半から下巻の殆ど。
そして、ここまではどうにか迷わずに読んでこれた。
だけど、最後の締めというか結末というか、目的地へ辿り着いて、男に会ってからの場面がよく判らない。
ここからの展開が、イマイチなんでそうなるのか判らない。
そこまでは何とか判って読んでこれたのに、惜しいなー。