2013年9月24日火曜日

24日  かつおの竜田揚げ弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆かつおの竜田揚げ
       ◆卵焼き
       ◆れんこんのカレー唐揚げ
       ◆かぼちゃの塩蒸し
       ◆マカロニサラダ
       ◆高菜炒め
       ◆ご飯

今日使ったかつおは、さく状のたたき。
普通はさく状の生かつお使うんだけど、たたきが安くなってたから、火を通すんなら同じだろって思って。

卵焼きの中身は、ハムと枝豆とチーズ。
枝豆は、昨夜のつまみからちょいと取り置き。
マカロニサラダに入ってる赤茶色の丸い物体は、お豆さん。
ミックスビーンズ入りのツナを混ぜたんで。
このミックスビーンズ入りのツナは、ちょいとお気に入り。



ところで、今日のれんこんは、ニューメニュー。
あるおべんと本から、拝借。
れんこんにしょうゆとすり生姜とカレー粉で下味つけて、片栗粉まぶして、カラッと唐揚げ。
簡単だし、ほんのりカレー味だし、いいかも。
出来たての熱々も、カラッとしててつまみによさそう。







・・・・・今日の本・・・・・

◆島はぼくらと
   辻村 深月(つじむら・みづき)

うーん、いいねー。
装画いいし、話もよかった。
この人の作品は、好きで、デビューからほとんど読んでるけど、今作もよかった。

だけど今作、今までとちょっと違う。
違うってのは、ひねってるとかじゃなくって、ひねってない。

今までのは、どこかにひねりと言うか、ミステリーとか事件とかファンタジーとか、その辺。
今作は、真っ直ぐな青春もの。
と私は感じた。

だけど、ただキラキラの青春ものじゃーなくって、島の暮しを題材にして、そこで育つことの大変さとか厳しさとか、島事情が入ってくる。

舞台は、瀬戸内海にある小さな島で、「冴島(さえじま)」。
これは、実在する島じゃーないらしいね。

そこで育った4人の高校二年生が主人公。
男子二人と女子二人で、この島での同級はこの4人だけ。
だからってわけじゃないんだけど、一緒に行動することが多い。

島には高校がないから、高校に通うには本土にある高校に、船で通う事になる。
そして、ここでまず「おおっ!!」って思ったのが、船の最終が4時台だから、それに乗るために、部活ができない。
別にそんなに部活やりたい訳じゃないし、できなくっても困らないけど、そういう理由で選べないってことがー、目から鱗。

学校内では、それぞれ違うクラスで、それぞれ友達がいたりして、普通に高校生活だけど、島内だと、自然と4人で行動する事が多くなる。
それが自然で。

まあ、高校二年ってことで進路の事とか、あるいは、IターンとかUターンとかで島外からやって来る人たちと島民との関わりとか、医者がいない島での育児の不安さとか、出会いとか別れとか、色々あるね。

島で育つってのはどう言う事なのかってのが、ほんのちょっとではあるけど、ほんの一部ではあるけど、判ったみたい。

たまに行くんなら、きれいな景色で、のどかで、素朴で、のんびりしてて、いいねーってとこなんだろうけど、そこで暮してる人たちにとったら、不便で、狭くて、お互い知り過ぎてて、大変なことも一杯あるよーって事だよなー。