2013年11月20日水曜日
20日 照り焼きがんも弁当
・・・・・今日のお弁当・・・・・
◆照り焼きがんも
◆卵焼き
◆パプリカとチョリソーのケチャップソテー
◆かぶの浅漬け
◆ご飯
先日、おべんと本を参考に作った「がんも」。
材料全部混ぜて揚げるだけだから、簡単だし、豆腐だけじゃなくって、鶏ひきも少し使ってるから、適度にコクもあって、好い感じ。
温めがてら焼いて、甘辛たれで味付け。
ちょっと多目に作って、味見。
外側カリッと、中フワッと、そこそこイケる(と思う)。
卵焼きの中身は、ほうれん草とペッパーポークとチーズ。
・・・・・今日の本・・・・・
◆ソロモンの偽証(そろもんのぎしょう) 第一部事件
宮部 みゆき(みやべ・みゆき)
これはねー、読み応えあるねー。
これは第一部でねー、多分第三部まであるんだよねー。
そこまでしか確認してないから、不確定ではあるんだけど。
でー現在第二部まで読み終わった。
第三部を読めるのはいつの日か。
ってことでー、これ一冊がそもそも分厚くって、
700ページ超え。
うれしーねー。
もー笑っちゃうくらい、うれしい。
この方大好きで、以前は新作出る端から読んでたけど、ある時期から時代物が殆どになっちゃって、時代物苦手な私にとったら、何でやー!!って感じで、ちょっと引き気味。
このまま時代物から戻ってこないのかなー、とかちょっと寂しく思ってたんだけど、たまーに戻ってきたりも。
そんな時はすかさず読んだけど。
そして今回のこの作品。
これ、「小説新潮」に連載してたんだねー。
2002年10月から、第一部は2006年まででー、第二部はそこからさらに2009年まで。
だから、この間は時代物ばっかじゃなくって、現代物で連載やってたんだねー。
それにしても、長いねー。
第三部終了までに、何年になるんだろう。
10年くらいなるんだろうか。
さて、この作品。
主人公は、中学生の女の子。
文武両道で優等生で学級委員。
父親は刑事で、母親は司法書士。
中学2年の冬に、クラスメイトが亡くなる事件(?)が発生。
夜中の内に屋上に上がり、そこから落ちて死亡。
亡くなった生徒は、クラスからはちょっと浮いた存在で、親しい友人もなく、最近は不登校だった。
遺書もなく、目撃者もいないため、いまいち決め手に欠けるが、警察の調べでは自殺と判断され、親も納得。
しかしその後、自殺ではなくいじめの果てに突き落とされたとの告発状が、学校と主人公宛てに届く。
その手紙では、犯人は問題児とされてる生徒で、自分はそれを目撃したとの内容が。
学校は、その告発状が巻き起こす様々な問題に、直面して行く。
そしてその手紙が、ある理由からマスコミ側にも送られ、テレビ記者がそれをネタに取材を始める。
それがテレビで放映され、ますます収集がつかなくなっていく。
更に、交通事故でクラスの女子が亡くなったり、いじめたとされる問題児の家が火事になったり、その取り巻きの生徒二人が争って大怪我をしたりと、原因がはっきりとしない事件が続く。
そんな、何が真実で何が正しい推測で何が間違った憶測なのか、全く判らない、あやふやで不安定な状態に、痺れを切らした主人公が、おりゃーーと立ち上がった。
大人たちなんかあてに出来ない。自分たちで真実を見つけるんじゃー。
と、ここまでが、第一部。