2013年12月26日木曜日

26日  ヒレカツ弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆ヒレカツ・ミッキーカツ
       ◆卵焼き
       ◆ポテサラとミニトマト
       ◆ほうれん草のごまおかか和え
       ◆16穀入りご飯

ミッキーカツはー、ミッキーの形のハンバーグをフライにしたもの。
ヒレカツ作った時に、衣余ったからー、何か他にフライにできるものーって冷蔵庫覗いたら、あったんで。
ハンバーグだから、メンチに近いかもねー。

ヒレカツには中濃ソースを、ミッキーにはケチャップをタラリと掛けて。

卵焼きの中身は、ブロッコリーとハムとチーズ。










・・・・・今日の本・・・・・

◆社史編纂室 アフター5魔術団
   安藤 祐介(あんどう・ゆうすけ)

主人公は、勤続22年の会社員。
自分がリーダーを務めた大プロジェクトの失敗から、組織図にも載ってない部署・総務局社史編纂室に飛ばされた。

新しい職場は地下二階。
メンバーは、室長の大和田。
一日中、標語を考えてる。
色白で切れ長一重まぶたの和風美人の若宮さん。
ずっと紙の上に目を走らせて、何かをチェックしては、ダンボール箱に放り込むと言う動作を繰り返す。
「すみません」を連発する男柏。
ひたすらファイルに綴じられた文書を分解し、バラす作業。
何か質問すると「知らねえ」と叫び続ける、小出。
ダンボール箱の使用済みコピー用紙に黙々と「裏面再利用」のゴム印を押し続ける作業。
社史編纂室というのはただの名目で、社史編纂作業をしてるわけじゃない。

部屋は監視されており、これといった仕事が無いからと、関係ない事をやっていると、職務怠慢で懲戒処分の口実にされる。

今まで、日付が変わる頃に帰宅することが珍しくなかったのに、5時で退社時間となり、アフター5の使い道に困る主人公。

会社では、半分死んでるような状態を余儀なくされてる分、アフター5で充実した毎日を送りたいと考えるようになり、暫く色々と模索していたが、ふとしたきっかけで、学生時代にはまってたマジックに再挑戦することに。
終業後、カラオケルームでリハーサルをし、タネを仕込んで公園へ繰り出す。
最初は少なかった見物客も少しずつ増えて、腕も上がり、お金を貰えるようになり、そうなると、目標ができる。

そのうち職場のメンバーが興味を示し、協力も得られ、だんだんと大掛かりになっていき、お客さんも増えていく。

一方、それと並行して、主人公の家族の事も描かれる。
高一で、悪い仲間とつるんで、危ない目に会いそうになる、長男。
高三で、勉強第一で、周囲を見下し、それにムカついた級友に手痛い仕打ちを受ける、長女。
長女の受験が終わったら離婚し、自由になって、もう一度人生をやり直したいと思ってる、妻。

そして、そんなことは全く知らない主人公。