2014年5月9日金曜日

9日  豚の生姜焼き弁当


・・・・・今日のお弁当・・・・・

       ◆豚の生姜焼き
       ◆卵焼き
       ◆ピーマンパプリカソテー
       ◆菊芋きんぴら
       ◆ザーサイ
       ◆ご飯

菊芋は、きんぴらが一番美味しいかなー。
って、それ自身にクセはないから、付けた味になる訳だけども、きんぴらにすると、パリパリとした食感が良い感じ。
ごぼうほどゴリゴリした強い繊維感じゃなくって、軽いパリパリした感じで。

前煮にも入れてみたけど、これはこれで、里芋みたく煮崩れなくっていい。
名前に「イモ」が付くけど、でんぷんはないそうで、モクモクしないし、崩れない。

天ぷらは、存在感なくなるから、あんま良くないなー。









・・・・・今日の本・・・・・

◆検察側の罪人
   雫井 脩介(しずくい・しゅうすけ)

この方の作品、大体はずれなから好きー。
一応全部読んでる。
いくつか微妙なのはあるけど、取り敢えず、出会った時は「読む」。

今回は、検事が主人公のお話。
殺人事件が起きて、その容疑者として数人の男が挙がった。
その中に、すでに時効になった事件でも容疑者として挙がった男が入っていて、関係するベテラン検事はそいつが怪しいとにらむ。

そのベテラン検事は、時効になった事件に個人的な思い入れがあって、今回の事件で容疑者として挙がってきたことで、その時の無念を晴らしたいと思う。
担当は後輩の若い検事に任せたものの、容疑を認めさせようと、厳しい追求を指示する。
しかし、実際に担当した若い検事は、段々と違和感を感じ始め、指示を出した先輩検事に申し出るものの聞き入れられず、担当を外されてしまう。

捜査に納得行かない彼は、その後検事を辞めて、検察側に対抗しようと行動を起こす。
最初はなかなか思うように行かなかったが、無罪判決で有名な弁護士やマスコミを味方に付け、じわじわと真相に近づいて行く。

最後、犯行の捏造のため殺人まで犯した男が逮捕されて、事件は終わるけども、その逮捕された男は自分の犯行に後悔しておらず、反対に追い詰めた若手元検事が自分の行動を虚しく思い、抜け殻のようになってしまう結末に、ちょっと違和感。